20210411 春季東京都大会3回戦 日本学園×関東一

ベスト8をかけた日本学園との一戦は、関東一・市川君、日本学園・浅井君の両エースが先発。

初回に今日初スタメンの染谷君の先頭打者ホームラン、2回に相手守備の乱れから上手く繋げて4点をあげた関一が試合を優位に進めます。中盤は立ち直った浅井君の変化球主体のピッチングをなかなか捉えられないようで苦しみますが、それでも5回には1点を追加。ここまでの3試合を中2日間隔で全て先発してきた浅井君が5回65球で降板すると、2番手の山田君からも6回7回と得点を重ねる。

守っては先発の市川君が、(あまり調子は良くなさそうに見えましたが)初っ端に先頭打者四球を出した以降はストライク先行の打たせて取るピッチング。6回には守備のミスが祟って1点を失ったものの、それ以外はピンチの場面も殆どなく、8-1の7回コールドで関東一が勝利、準々決勝進出を決めました。おめでとう!

 

今大会、そして秋も(一次予選は詳細が発表されていないので不明ですが少なくとも本大会では)ホームランはなかったので、この試合の染谷君が初ホームランということになりますね。2回戦もそうだけど、これまで控えだった選手が活躍してくれるのは凄く嬉しい。そして同時にレギュラー陣や他の皆の更なる活躍にも期待してます。

2回の4点はラッキーな部分も大きかったけど、ミスに付け込んでビッグイニングを作れたのも、試合後半着実にタイムリーで加点できたのも良かった。打線の力は段々と上がって来てる感じがするのがなかなかに心強い。まだまだだと言われれば勿論そうなんでしょうが、これからに期待したくなる一戦でした。

 

続く第2試合の仙台附×八王子は3回に4点と6回6点と、集中打でビッグイニングを作った八王子が10-0の6回コールドで勝利。コールド勝ち目前の6回裏には八王子のエース、190㎝の長身左腕羽田君が登板!故障明けということもあってか制球はやや定まらないようでしたが、スケール感の違うパワフルさで、万全な投球を見てみたいと思わせるピッチングでした。

 

 

というわけでベスト8、準々決勝の組み合わせは

 

菅生×八王子

久我山×関東一

二松×大森学園

明八×日大三

 

ということになりました。久我山はエース高橋君を擁して早実、高輪台、創価と強敵を、いずれも3点以内に抑えて僅差で競り勝って来ている。これまで以上に厳しい戦いになるとは思いますがそれだけに、どんな試合になるか、今から楽しみです。

 

【試合スコア】

日本学園 000 001 0  1 H5 E4

関東一  140 011 1  8 H12 E2

日本学園:浅井(5)、山田(2)ー澤田

関東一 :市川ー石見

 

<日本学園>

1レフト木下

2セカンド吉澤

3ライト木村

4キャッチャー澤田

5ファースト長沼

6センター宮本

7サード伊藤

8ピッチャー浅井→山田

9ショート野村

 

<関東一>

1ライト染谷→レフト

2セカンド立花

3サード初谷

4ショート楠原

5ピッチャー市川

6ファースト津原→富澤→H長堀

7レフト滝川→センター鎌倉

8キャッチャー石見

9センター五十嵐→ライト