ドラフト。

例年以上に注目を集めた2010ドラフト。

いろいろありましたが、個人的には、一番の驚き&喜びは、春日部共栄出身の靏岡君(愛媛マンダリンパイレーツ)の横浜8位!!

高校時代は05年、久しぶりに共栄が甲子園に出場したときの主将兼キャッチャー兼4番。甲子園で大阪桐蔭の辻内君からHRを打ったことが良く取り上げられますが、何より強肩笑顔の捕手であり、当時の共栄にとって理想的な主将だったと思います(県大会の中継で解説の方が「本多監督の右腕」とかコメントしていました)。でも日体大に進学してからは、巡り合わせやらいろんな要素があって、学年が上がるにつれ出場機会が減り、不遇な大学時代。もう、社会人も難しいだろうし、卒業後は指導者を目指すのかなと思っていましたが、独立リーグを選択。あらためて挑戦する気持ちの強さを知りました(それでも、愛媛での打撃成績はそれほど良くなかったので、まさか今年指名されるとは…)。これから先も、決して楽な道のりではないと思いますが、乗り越えていつか、1軍の晴れ舞台で活躍する日を待ってます。本当におめでとう!

そしてそのほか個人的に気になっていた東海大の伊志嶺君はロッテ1位!(在京で嬉しい♪)東洋大の佐藤君は指名がなく、残念…でも大野君卒業後、捕手として驚くほど成長したし、今後に期待しています。修徳の三ツ俣君や浦学の南君も上位で指名。おめでとうございます。

今回のドラフトは早稲田の斎藤・大石・福井の現役3投手に加えてJFE東日本の須田投手が1位指名というエラいことに(笑)。それにしても昨年といい、西武のくじ運の良さには恐れ入る。沢村投手の巨人単独というのは、ドラフトってこれでいいのか?とちょっと疑問。

改めて全体を見ると、社会人野球に進んでなかなか見る機会のなかった懐かしい選手の名前がいくつも並んでいる。みんなおめでとう。そして、次のチャンスを目指してる選手の皆さんも、今年のシーズンは終わりに近づきつつありますが、来年を目指して頑張ってください。