20190414 春季東京都大会4回戦 日大二×関東一

4回戦の2日め。先週の日鶴戦に続き、1塁側スタンドを埋め尽くすショッキングピンク。第3シードの東亜学園を降してきた日大二高との対戦です。

昨日の試合で今夏の東のシード7校のうち二松と小松川が敗れ、今日は紅葉川と小山台の東同士の対戦があるので、関一としては今日勝てば夏の大会の四隅が確保できる…という思惑もあるけれど、それを抜きにしてもとにかく一つでも多く勝ち進んで、経験を積みたい、今のチーム。

今日は今大会初めての先攻。

【先攻:関東一】

1センター大久保

2レフト根崎

3ショート渋谷

4キャッチャー野口

5ライト平川

6ファースト平泉

7セカンド村岡

8ピッチャー土屋→H藤松→谷

9サード金森

今日の先発は土屋君。どこかで継投もあるかもしれません。野手はスタメンは日鶴戦と変わりませんが、打順は少し入れ替わり、野口君が4番。

 

【後攻:日大二】

1センター山地→H戸谷→センター

2セカンド八谷

3ファースト湯元

4レフト清水

5ライト折笠

6キャッチャー原田

7サード安田

8ピッチャー田中

9ショート樋口

二高の方もエース右腕の田中君が先発。

 

1回表の攻撃が三者凡退で終わったその裏。2死ランナーなしから3番湯元君がセンターのフェンスギリギリに弾むソロHR!1点を先制され、今大会初めてリードを許す。

2回表、先頭の野口君が3塁線を抜く2-ベースでノーアウト2塁。続く平川君のバントは少しピッチャー寄りだったか、田中君が好フィールディングを見せ3塁ランナーはアウト、続く平泉君は三振でチャンスがしぼみかけますが、死球とバッテリーエラーで2死ながら1・3塁の形を作ると、8番土屋君のサードへの打球をサードが弾き、3塁ランナーが還って同点に追いつく。

ところが追いついた直後の2回表、ややコントロールの定まらない土屋君は先頭の5番折笠君をフルカウントから四球で歩かせると、送りバントで2塁に進められた後、7番安田君は三振にとるものの、8番ピッチャーの田中君はレフト前に落ちるヒット、再び1点リードを許す。後続は断ちますが、少し思い通りのところに球が行ってないような土屋君。

しかし3回表には大久保君のさすがのバントヒットと四球でノーアウト1・2塁とすると、渋谷君は送りバント。ピッチャー正面近かったのですが、打球の転がり方が良かったのか、今度は成功、1死2・3塁。ここで4番野口君のセンターオーバーの2ベース、5番平川君のセンター前ヒット(凄いライナーだった…)が出てこの回3点、4-2と逆転します。

その後、3回4回5回の土屋君は、日大二打線に粘られながらもすべて三者凡退に抑える。

この流れで攻撃も、更に点差を広げたいところですが、5回表。

大久保君のレフト前ヒットと四球で3回と全く同じ形のチャンスを作りますが、渋谷君のバントを田中君が好フィールディングに阻まれ、送れません。後続も抑えられ、大きなチャンスを逃す。2回といい、田中君フィールディングいいなあ…牽制も時々ヒヤッとするのあるし…

6回表に代打を送られた土屋君に代えて、6回裏から谷君がマウンドへ。

代わった直後の6回裏の谷君は、日鶴戦の好調そのままに、3者凡退に抑える。

試合は終盤、何とか追加点を取りたい7回表。1死から2番根崎君がライトフェンス直撃の…シングルヒット。なんか6回にも村岡君がやっていたような気がするけど…打球が速すぎたり、跳ね返り方が良すぎたりしたせいなんだろうか?うーん…

そして渋谷君のショートゴロはダブルプレーで無得点。しかし7回裏は先頭の4番清水君をヒットで出しますが、続く折笠君のセカンドへのゴロ(いい当たりでした)を村岡君が好捕、こちらもゲッツーに打ち取り、後続も抑えて無失点。

8回表。先頭の野口君が四球で出ると、バッテリーエラーと内野ゴロで1死3塁の形を作りますが、6番平泉君の内野ゴロでホーム突入した野口君はきわどいタイミングでしたがホームタッチアウト…1塁ランナーに残った平泉君も、続く村岡君の打席でキャッチャーの牽制が明後日の方向に行く間に2塁を狙いますがタッチアウト…なんか、凄いちぐはぐになってる…守りに影響が出なければいいけど…

しかし8回裏は2死から内野安打でランナーを出すも構造は抑え、9回表はきっちり三者凡退に抑えられますがこちらもちょっとヒヤッとする内野ゴロ3連続を好守備で打ち取り、4-2のまま関東一が勝利、準々決勝進出を決めました。おめでとう!

 

序盤は双方落ち着かず、どうなることかと思いましたが、中盤以降は双方の好投(田中君もナイスピッチング&フィールディングでした)で0が並ぶ展開になりました。序盤苦しかったけど持ち直した土屋君、後半の継投で危なげないピッチングだった谷君(これは今チーム初めてのことだったので嬉しい)、そしてそれを支えたナイスな守備。打線も序盤は「取られたらすぐ取り返す」をやってくれたし。

ただ、後半の攻撃がちょっとちぐはぐになってしまったのは…なんたって上に行けばとうぜん点はもっと取られるだろうしチャンスは少なくなるわけだし…次に活かしてください。

 

準々決勝は秋ベスト8の第4シード、今回も順調に勝ち上がってきている国学院久我山と。厳しい相手が続きますが、土曜日楽しみです。

【試合スコア】

関東一 013 000 000 4 H7 E0

日大二   110 000 000 2  H4 E0

関東一:土屋(5)、谷(4)ー野口

日大二:田中ー原田

※ヒット数・エラー数は神宮第二のスコアボードに表示されないため、正式なものではありません。