20190718 東東京大会4回戦 青山学院高等部×関東一

相変わらずの曇天で、ちょっとムシムシ。でも雨はなさそうなので今日は2階席でなくバックネット裏で観戦できそう。

 

4回戦の相手は青山学院高等部。実力校ですが中高一貫の名門校ゆえか部員数は少なく、最近では20名を割り、今春の名簿では11名だったので気になっていましたが、1年生の新入部員を得て、今は登録選手20名、部員数は週べ増刊の展望号によれば24名となっているのが嬉しい。だからというわけではないのでしょうが、シートノック中から楽しそうな、躍動感あふれるブラバン&チア ♪

 

先攻:青山学院

1キャッチャー大塚

2ライト春日井→H栗原→ピッチャー堀川

3サード小島

4ピッチャー川本→ファースト→ライト

5ファースト中山(脩)→ピッチャー→ファースト

6セカンド市川

7ショート手島

8センター新井

9レフト熊本→H蔡→レフト

キャッチャーの大塚君が1番、エース右腕の川本君が4番。バッテリーがまさに投打の中心であるらしい。特にキャッチャーが1番というのは能力的に秀でてるだけじゃない曲者っぽさが感じられてイヤ。

 

後攻:関東一

1センター大久保

2ライト藤松→H重政→ライト

3レフト平川

4ファースト平泉

5キャッチャー野口

6ショート渋谷

7サード初谷→H岡澤→金森

8セカンド村岡

9ピッチャー谷

初戦は土屋君先発だったので予想されたことですが、もう1人の絶対的エース(これは記事の惹句などではなく、朝日新聞の自チーム紹介にそう書いてあるんである)谷君が先発。この春はだいぶ安定感が出て来た谷君ですが、今日は夏の初登板。どんなピッチングを見せてくれるのでしょうか。

 

と思ったら、試合開始早々、トップバッターの大塚君にライト前ヒットを打たれる(汗)しかし送りバントを2塁封殺に仕留めると、3番小島君は三振、4番川本君の打席で2盗をキャッチャー野口君の牽制で刺して3人で終える。

1回裏。青山学院のマウンドに上がった川本君は変化球主体のピッチング。2死から3番平川君が死球で出ますが盗塁失敗でこちらも3人で終わる。

2回表はピッチャーゴロ2つと三振でいい感じに終わり、2回裏。

先頭の4番平泉君がレフト前ヒット、続く野口君の内野安打で1・2塁として送りバントで1死2・3塁(なーんて簡単に書きましたが、バント決まるようになったなあ…以前は失敗フライの山だったのに…と感慨もひとしお)。ここでバッターボックスには1年生の初谷君。初谷君はきっちりレフトフライを打ち上げ、1点を先制。

3回裏も1番大久保君のバントヒットから、2番藤松君の左中間への2ベースに相手エラーが絡んでバッターランナーも生還、2点を追加。

5回にも3本のヒットに相手エラーが絡んで更に2点、5-0と点差を拡げ、ここで青学は背番号11の1年生右腕・中山脩君がファースト守備からマウンドに上がる。4番も務める川本君は中山君と入れ替わりでファーストへ。

5点差となった6回表、青学の打順は7番から。この回の谷君はちょっとボール球が増えてきてフルカウントも2度ありましたが、それでも踏ん張って四球は出さず、レフトフライと連続の見逃し三振でここも抑える。

そして7回裏、青学は5回途中で交代してから被安打1の無失点だった2番手の中山君から背番号10の堀川君にスイッチ。堀川君に1番2番3番が抑えられ、三者凡退に終わる。うーん…中山君もだけど、この堀川君も代わりばなで制球乱したりすることもなく落ち着いていて、思うようにチャンスが作れません…

しかし8回裏、先頭の平泉君のライト前ヒットと2盗の後、2死を取られながら、スタメンの1年生初谷君に代わって守備からサードに入った金森君が左中間への3ベースで1点を追加!!これはいろんな意味で嬉しかった…変わった投手からも点取って欲しいという意味でも、守備で途中出場の金森君が打ってくれたということも。

9回表は三者凡退で、6-0のまま試合終了、谷君の被安打1四球1の完封勝利となりました。おめでとう!抑え気味の、制球重視のピッチングだったと思いますが良かった~目前となったコールド勝利はなりませんでしたが、それは青学投手陣の勇気ある、ナイピッチング故と思います(この展開でわずか四死球1ですから…)。下級生の多い青学の今後に期待してます。

 

次は明後日、城西大城西との5回戦。夏は久々の江戸球。4回戦では東実を逆転で破っている。厳しい戦いが続きますが、ガンバレ関一!応援してます。

 

【試合スコア】

青山学院 000 000 000 0 H1 E1

関東一  012 000 01x 6 H11 E0

青山学院:川本(4 2/3)、中山脩(1 1/3)、堀川(2)ー大塚

関東一 :谷ー野口