20190720 東東京大会5回戦 城西大城西×関東一

今日もむしむし曇り空。今日は5回戦の8試合が一挙開催されます。関東一は、4回戦で東実を終盤の逆転劇で降して波に乗る城西大城西との対戦。

雨天順延の影響で、第1シードの関東一の試合もここ、江戸川区球場に変更になっている。夏はシード権をとって神宮で戦うことが多いので、江戸球での試合は久しぶり。とはいえ、ブロック予選や練習試合で使っているので半ばホーム球場のようなもの、グラウンドには慣れている…はずなのですが、シートノックをみるとややミスが多いような(汗)雨ばかりだったし、グラウンド状態が良くないんだろうか。

それにしても、朝からかなりの混雑。さすが関一と紅葉川、地元チームが連続で登場するだけある。そして1塁側スタンドにも城西の応援団が続々と詰め掛けている。

 

関一は今大会初めての先攻。

先攻:関東一

1センター大久保→H根崎→レフト

2ライト藤松→H重政→ライト→センター

3レフト平川→ピッチャー市川

4ファースト平泉→ライト

5キャッチャー野口

6ショート渋谷

7セカンド村岡

8サード初谷→金森

9ピッチャー土屋→H谷口→ファースト

3回戦4回戦は土屋君と谷君が交互に先発していて、今日も順番通り土屋君が先発。野手のスタメンは変わりないけど、打順が少し入れ替わっている。

 

後攻:城西大城西

1ショート保谷

2ライト池田

3サード牛山

4レフト北川(徹)

5センター厚美

6ピッチャー北川(秀)→ファースト

7キャッチャー茂田

8ファースト後藤→ピッチャー眞田→H相原

9ライト渡邉

東実戦でも先発した181cmの長身左腕北川秀君が先発。東実戦でリリーフした背番号18の小柄な右腕・眞田君も控えている。

 

1回表。関一はトップバッターの大久保君がレフト前ヒットで出ると、盗塁と送りバントで1死3塁とした後、クリーンナップの3連打!北川君の立ち上がりを攻めて2点を先制します。

1回裏。2死から3番牛山君にレフト前ヒットを打たれて2死1塁とされ、続く4番の北川徹君も、サードのグラブの上をバウンドして越えていく当たりがレフト線に抜けて2ベースとなり、2・3塁。しかし後続は断って無失点で切り抜ける。

2回表は8番・期待の1年生初谷君から。ここまでの2試合、出塁や打点はあるけどノーヒットの初谷君ですが、セカンドの脇を抜けるライト前ヒット ♪ 公式戦初安打です。しかし後続はなく無得点。

2回裏は三振2を含む三者凡退。弱いゴロがピッチャー脇をすりぬけるような嫌らしい当たりもありましたが、ショート渋谷君のナイスカバーでアウトにした場面も。

3回表。3番4番があっさり凡退。5番野口君もサードゴロでしたがエラーで2死ながら1塁。続く渋谷君の打席でバッテリーエラーがあり2塁に進むと渋谷君も四球を選んで1・2塁。7番村岡君の打席でダブルスチールで2・3塁。しかし後続は倒れ無得点。

3回裏。城西の先頭、9番渡邉君にセンター前ヒットを打たれノーアウト1塁。打順はトップに還り1番保谷君。保谷君はセカンドゴロに打ち取りますがゲッツーを狙った1塁送球がやや高く、1塁はセーフに。そして2番池田君はストレートの四球で1死1・2塁。うーん…2回3回の攻撃でチャンスを凌がれてしまって、今もまたゲッツー崩れからのピンチ。ちょっと嫌な雰囲気になっているのでここは何としても凌ぎたいところ。ベンチから伝令が走ります。

タイムが解けてバッターボックスには3番牛山君。ここもセカンドゴロに打ち取り、今度こそゲッツー成立、無失点で切り抜ける。

今度こそ追加点が欲しい4回表。先頭の8番初谷君がセカンドゴロエラーで出ると、送りバントで2塁に進めた後、1番大久保君のセーフティバントで1死1・3塁。ここで2番の藤松君に代えて重政君が代打に送られます。重政君は初球を叩いて、鋭い当たりのレフト前ヒット、3-0、なおも1・2塁。更に盗塁とで1死2・3塁となったところで城西はピッチャー交代。背番号18の右腕・眞田君がマウンドへ。ややスリークォーター気味に見える。

その眞田君に対してバッターボックスの3番平川君は、初球を叩いてサードゴロ。これをサードが捕球時にこぼしたためにホームではなくファーストに送球、2死となりますがこれで4点目。ランナーは2塁。続く平泉君は打った瞬間それとわかるレフトスタンドへの2ラン!!やったぜ4番!その後も2死ランナーなしから攻撃を緩めず更に2点を挙げ、8-0と大きくリードを拡げます。

ぐっと気がラクになったはずの4回裏。1死から5番厚美君がレフト前、続く北川秀君は三振に取りますが7番茂田君は右中間への2ベース!1点を返されます。しかし3塁を狙ったバッターランナーは返球良く3塁タッチアウト!1点で切り抜ける。

うーん…四球やエラーもないし、1点で切り抜けたからいいんだけど、やっぱり今日の土屋君、思い通りのピッチングは出来てない、もどかしさが感じられる…ような気がする…

5回表。1死から9番の土屋君が初球を叩いてセカンドの頭上を越えるライト前ヒット!やった!土屋君のこういうところ、いいなあ…そして大久保君の1塁線を抜く2ベースと重政君の死球で1死満塁となると、3番平川君のライトへの犠牲フライ(良い当たりでした)で1点を追加、取られた分はすぐさま取り返す!

その後は城西の眞田君、関一の土屋君、共にに苦労しながらも粘り強く投げて無失点に抑え、9-1のまま迎えた7回裏。7回表に代打を送られた土屋君に代わって背番号11の1年生・市川君がマウンドに上がります。市川君は落ち着いた投球で三者三振!7回コールドで関東一が勝利、準々決勝進出を決めました。おめでとう!

 

攻守ともに反省点もあるかもしれませんが、この夏は久々に関一らしい攻撃が戻ってきつつあると感じた一戦でした。先発の土屋君も我慢強く投げてくれたし市川君もナイスピッチングでした ♪  明日も連戦。日程的には一番厳しいところですが、体調に気をつけて頑張ってください。

 

【試合スコア】

関 東 一 200 610 0 9 H13 E0

城西大城西  000 100 0 1 H7  E2

関東一:土屋(6)、市川(1)-野口

城 西:北川秀(3 1/3)、眞田(3 2/3)