春の足音~2021年東京都高野連年間スケジュール雑感~

依然として先の見えない緊急事態宣言下ではありますが、センバツ出場校も決定し、立春も過ぎて、いよいよ春も近づく高校野球。

昨日都高野連のHPを見に行ったら、2021年のスケジュールが発表されていました。センバツ出場校決定も勿論だけど、この東京の年間スケジュールを見ると、自分で足を運ぶ予定があるだけに、ああもうすぐシーズンなんだなーというワクワク感を感じる。特に去年はコロナで散々でしたしね…

www.tokyo-hbf.com

 

ざっと見たところ、2月はコロナ対策で中止になった行事もあるけど、春は1次予選3/13~、本大会4/1~4/25とほぼ例年どおり。本来なら去年からだったダイワハウススタジアム八王子での決勝は、今春が初めてということになる。神宮第二がもう使われないのは寂しいけど、ダイスタは良くも悪くも非常に高校野球らしい球場なので、そこでの決勝というのは楽しみです(ただ、ウチからは遠いのが………)

関東大会は去年中止になった山梨での5/18~(追記参照)の開催。いい季節だな~観戦旅行して、甲州ワイン飲みたいな~あああああ

【2021.2.10追記】

コメントで都高野連スケジュールの春関の日程がおかしい、15日からではないかというご指摘をいただきました。確認してみたら、確かに5/18(土)からとか言ってるけど、そもそも火曜日だし。

ありゃりゃと思って他を探してみたら、高校野球ドットコムで千葉県行事予定の記事があり、こちらは5月15(土)からになっている。千葉県高野連のHPの年間行事予定も同じ。更に、ドットコムには東京の年間予定の記事もあって、これも5月15日(土)開幕になっとる…

www.hb-nippon.com

www.hb-nippon.com

 

というわけで、おそらく開幕は5月15(土)なのでしょう。

というのはさておき、見ててあれっと思ったのは、これまでだと土曜日開幕で水曜日まで休みなしの5日間開催だったのが、千葉の年間予定によれば15(土)~18(火)と22(土)、23(日)の分散開催になっていること(ドットコムの東京の行事予定の記事でも23日が決勝の予定となっている)。準決勝決勝を翌週の土日にもってくる日程は、秋季関東大会では数年前から採用していますが、それに近い形。さらに、延べ日数も1日増えて6日間になっている。なるたけ連戦を避けようという配慮か平日開催を減らそうという配慮なのか、上位進出校の移動の負担は増えてしまうわけですが、週末となれば練習試合で遠征することを考えれば、実質的にはそれほど差はないのか…

 

 

夏の選手権東西東京大会は7/3(土)開幕ですが、気になったのは決勝。8月に東京ドームということになっているのだけど、日にちは未定になっている。

昨年の11月には7/31~8/2の3日間で準決勝4試合・決勝2試合をやるという記事が出ていたのだけど、決勝だけになったのだろうか?日程未定とは?

www.asahi.com

まあ五輪をやる・やらないとかにも左右されるんだろうしな…

 

秋は一次予選は9/4(土)~、本大会が10/2(土)~11/7(日)。

一次予選は曜日の巡りもあるんだろうけど、9月第2週始まりが多かったから、少し前倒しになっている感じです。

本大会も去年一昨年は10月中旬からだったからかなり早まっていて、大会期間は6週(土日が6回)と、去年一昨年より1週分長い。東京の秋季大会は1回戦から決勝まで6試合、週末開催かつ準決決勝は連戦なので6週だと1週分の余裕ができる。

おそらく1回戦を2週に分けることになるのではないでしょうか。

前の日程だと1回戦32試合を土日または体育の日の三連休で終わらす!というかなり厳しいスケジュールを、雨また雨のなかでこなさなければならなかったけど、1回戦を2週に分ければ、1日4球場で2試合ずつ8試合ぐらいに収まる。コロナ対策の観点からは、ベンチや応援席(あるかどうかわからんけど)の入替時間に余裕が出にくい3試合開催はできるだけ避けたいので、2週に分けるなら、それには大賛成です。

 

それともうひとつ、この日程だと三重国体(10/1~4)と被ることになるけど(↓硬式野球はこの一番下の方の「特別競技」)、三重か…伊勢…熊野…ああああいってみたいのう…

tokowaka.pref.mie.lg.jp

うーん、ここで秋シード制が効いてくる…

これまでだと秋季本大会に国体出場校が出る場合、櫓のどこに配置されるかは抽選してみないとわからなかったから、個別に日程調整するか、秋季本大会自体を国体と被らないようにスケジューリングするしかなかった。

でも昨秋から採用されたシード制ならば、国体出場校(があるとして)は本大会(に出場するとして)では必ずシード校になるので、1回戦を2週に分け、1週目はノーシード校同士、2週目はシード校登場!とすれば、国体出場の有無によって秋季大会が受ける影響は相当程度減少する(今年で言えば国体決勝10/4、秋季大会1回戦2週目10/9or10)。

 

国体に左右されることなく、1回戦の日程のタイトさが軽減されるとなれば、この日程はかなりイイ。個人的には、東京都本大会があまりに後ろ倒しになる傾向は好きじゃなかったので、その意味でも嬉しいです。

 

 

とかなんとか、スケジュール表だけであれこれ思いは楽しく千々に乱れるわけですが、ともかく!無事に皆が春を、夏を、新チームを、迎えられますように。悔いなく、などとは言えないかもしれないけど、これだ!と思える瞬間があって欲しい。

 

 

皆様が無事健やかに春を迎え、1年を過ごされますよう、祈ってます。