20210726 東東京大会5回戦 関東一×岩倉

台風襲来を明日に控えた江戸川区球場。雨の気色はまだないけれど、雲が多く風も力強く、猛暑といえど少しだけ過ごしやすい。たまに太陽が顔を覗かせると途端に日差しは痛いくらいになるので、グラウンドの選手たちが大変なのは変わりないかもしれませんが…

5回戦の相手は岩倉。ここまで3試合を戦って2試合をコールド勝ち、4回戦の実践学園戦も8-2と快勝している。得点力はもちろんですが、失点も3試合で3点だから投手力守備力も堅い。

 

先攻:岩倉

1セカンド高畠⇒ピッチャー

2ファースト久保田

3センター小山泰

4ショート吉澤

5レフト稲垣

6ライト小山大⇒H兵藤

7ピッチャー古坂⇒セカンド弓指⇒サード

8キャッチャー庄⇒尾池

9サード富永⇒ピッチャー川津

 

後攻:関東一

1レフト染谷

2センター五十嵐

3サード初谷

4キャッチャー石見

5ファースト秋葉⇒H津原→ファースト

6ピッチャー市川

7レフト滝川→鎌倉

8ショート楠原

9セカンド立花

 

市川君が初戦以来の先発で打順も6番に入っています。そして今日はファーストに秋葉君を起用、そして石見君が4番に!など、少しオーダーをいじってきている。

 

1回表。初戦から中10日のマウンドということになりますが、市川君は危なげないピッチングで三者凡退に抑える。変化球のコントロールもイイ感じ。

1回裏。岩倉のエース・右腕の古坂君は身長180㎝のスラっとした長身から投げこんでくる。

トップバッター染谷君がレフト前ヒットで出ると、2番五十嵐君のセーフティが見事に決まって1塁に投げることもできずノーアウト1・2塁。次は初谷君ですが手堅く送りバントでランナーを進めると、バッターボックスには今日は4番の石見君。石見君のサードゴロの間に3塁ランナーが還り、1点を先制。このとき、岩倉のサード富永君は1塁ではなく3塁に向かう2塁走者をタッチアウトにしていて、あまり見ないプレーだったので印象に残りました。ちょうど近くを通ったというのもあるのでしょうが、咄嗟のナイス判断だったように思います。

2回表。1死から5番稲垣君が右中間への鋭いライナーを放ち、一気に3塁へ。しかし続く小山(大)君は1塁側へのファウルフライ。ちょっと打球が見辛かったのか、セカンドの立花君が迷いつつ最後は倒れ込みながらキャッチ!苦しい態勢での捕球でしたがすかさずホームに返球があり、3塁ランナーはそのまま。後続も打ち取り、無失点。でも、岩倉打線良い当たりするなあ…

ということで追加点を取りたい2回裏。しかし2死から8番楠原君がライト前に落ちるヒットで出塁、更にけん制悪送球の間に一気に3塁まで行きますが、後続はなく無得点。

しかし3回表を三者凡退に抑えたその裏。先頭の染谷君が辛うじて当てた感じのファーストゴロのベースカバーがやや遅れ、内野安打に。送りバントで1死2塁として、3番初谷君の鋭い当たりのライト前で1点を追加。

更に2死から連続四球で満塁としたところで7番滝川君がライトスタンドに満塁ホームランを放ち、この回一挙5点。6-0とします。

4回表はショートゴロエラーでノーアウトのランナーを出しますが、内野ゴロダブルプレーと三振で、3人で終える。

4回裏は再び1番染谷君から。染谷君はまたもレフト前ヒットでノーアウトのランナーが出たところで、岩倉はピッチャー交代。これまでセカンドを守っていた高畠君がそのままマウンドに上がります。

投球練習を見ているとややコントロールに苦しんでいるように見えて、バッターボックスの五十嵐君もバントの構えで揺さぶりますが、それが裏目に出たのか2-1からの4球目がバント空振り、飛び出していた1塁ランナーがキャッチャーからのけん制でタッチアウト。ちょっと中途半端になってしまったかな…五十嵐君もセンターフライに倒れ、これで2死ランナーなし。

しかし3番初谷君が右中間への2ベースを放つと、4番石見君が今度はレフトへの2ベースで1点を追加!7-0とします。当たりも素晴らしかったし、ちょっと嫌な流れになりかけていたのを断ち切ったという意味でも良かった!流石です。交代した投手から1点でもいいから点を取る、って凄く大事だと私は思ってる。

5回表は三者凡退。

5回裏。キャッチャーに背番号12の尾池君が入る。ピッチャーの高畠君はそのまま続投ですがランナーがいないのでワインドアップになっている。そんなすごく速いわけじゃないけど、良い球だな~。この回は四球で1人ランナーを出したのみで他は凡打に抑えられる。

 

グラウンド整備と散水(時間差で降りかかるしぶきが気持ちいい…)を挟んで6回表から試合再開。

 

バッターボックスには8番、5回からキャッチャーマスクの尾池君。しかし市川君はなかなかストライクが入らず、かと思うとあわや…という大きな当たりに肝を冷やしたりして、結局この試合はじめての四球。まだ球数は50球位のはずですが、インターバルの影響とかなんだろうか。

続く9番富永君はバントファウルフライに打ち取りますが、打順はここでトップに還り、1番高畠君の打球は左中間へ。レフトが何とか追いつきましたがボールはグラブからこぼれ、1死2・3塁。

続く久保田君は2番バッターとは思えぬ大きな体の上で太い腕をぐるんぐるん回してる凄い打ち気(週べの展望号では、チーム一のスラッガーってなってる…)。

久保田君の打球は犠牲フライには十分な深さのレフトフライ、1点は仕方ない、しかしサードへの返球が少しそれたのか、2塁ランナーも3塁へ。

そして3番小山(泰)君の打席でバッテリーエラーから3塁ランナーが生還、7-2とされます。

6回裏。この回も先頭の染谷君はいきなりレフトオーバーの2ベースで出塁!今日は全打席出塁です…というのはもちろんですが、ちょっともやっとした雰囲気を切り裂くこの積極性が好き ♪

続く五十嵐君はやはりバントの構えで揺さぶりますが、2ストライクを取られてからのヒッティングでセカンドフライに倒れ、1死2塁。

しかし3番初谷君にはストライクが入らずストレートの四球で1・2塁となったところで岩倉は背番号11の右腕・川津君にピッチャー交代。

しかし続く石見君も四球で1死満塁となると、関東一は5番の秋葉君に代えて津原君を代打に送ります。そして津原君は1ストライクからの2球目をレフトスタンドへのホームラン!!4点を追加、11-2と再び突き放します。打ちまくった試合は何度も見てるし、1試合に複数ホームランもあったけど、満塁ホームラン2本というのはさすがに初めて見る気がする。代打の一発勝負で決めた津原君のナイスバッティングでした!

その後も6番の市川君が死球で出て、7番滝川君のファースト後方、ライト線上あたりのフライが捕球できず落ちたラッキーがありながらやや中途半端な走塁で1塁ランナーが3塁タッチアウトになったりして追加点を奪って6回コールドに持ち込むことはできない。

それでも7回表は先頭を四球で出しながらも後続は抑えて11-2のまま7回コールドで試合終了、関東一が準々決勝進出を決めました。おめでとう!

 

2本の満塁HRに象徴されるように、ここぞというところで打ってくれたので大差がつきましたが、岩倉は打球も鋭く守備も良くて、点差以上にハラハラする試合でした。攻守にミスというかありゃりゃという場面が散見されるのは、たぶんもう、今年のチームの個性みたいなものなのかもしれないと思うけど、これから先、1試合ごと、1プレーごとの経験を踏まえてそれが改善され、洗練されるのか、それともそういう不備不足を補って余りある力が発揮されるのか、最後まで見届けたいと思います。

 

ガンバレ関東一!応援してます。

 

【試合スコア】

岩 倉 000 002 0 2   H2E1

関東一   105 104 x  11 H12E1

岩 倉:古坂(3 0/0)、高畠(2 1/3)、川津(0 1/3)、勝村(0 1/3)―庄(4)、尾池(2)

関東一:市川ー石見