20211023秋季東京都大会3回戦 城東×関東一

もう魂抜かけてて詳細を書く余力がないので末尾の一球速報をどうぞ。

 

今日の先発は井坪君、しかし序盤からややコントロールに苦しみ3回につかまる。井坪君が3回途中で降板すると、マウンドを引き継いだ成井君が4回5回と無失点に抑える間に3-2と1点差に迫る。

ところが、6回表に成井君も連打を浴び、1死2・3塁からピッチャー前に転がったスクイズを余裕でホームタッチアウト!と思いきや、走塁妨害でセーフ!(キャッチャーの富岡君がホームベースを空けていなかったという判断だと思われます。スクイズの打球処理はタイミング的には完全アウトだったと思うので、惜しかった…)関一ベンチからも確認が入りますが判定は覆らず。

次の3番金田君は初球をセンターへ…この打球をセンターに回っていた井坪君が目測を誤り、走者一掃のセンターオーバーのタイムリー3ベース、更に2アウトからのタイムリーで金田君も生還、この回一挙4失点。2-7の5点差です。

うーん、スクイズを阻止できてたら1点差で2アウト1・3塁。それがダメでもさっきのセンターへの当たりが取れていたら、2点差で2アウト1・2塁とかなわけで…5点差。最悪の展開。

その場ではこっちも頭が真っ白になってましたが、改めてスコアブックを見返すとファーストストライクを打たれてた感じかな。ちょっと余裕がなくなり苦しい場面で勝負を急いでしまったところはあるのかも。城東打線もそれを的確に捉えるところはさすが。

6回裏。先頭の秋葉君の打球はライトフライでスタンドから思わずため息が漏れますがこれをライトが落球、ボールの処理にもたつく間に秋葉君は一気に3塁へ!

続く三浦君が四球を選んですかさず2盗、ノーアウト2・3塁とすると、9番西川君の犠牲フライで1点を返し、その後も2死となりながら今日は3番のキャッチャー富岡君のレフト前で更に1点、3点差に追い上げる。ミスでもらったチャンスでしたが、秋葉君が3塁まで行けたのが良かった!三浦君が四球取ったのも2盗成功させたのも2アウトからの富岡君のタイムリーも。大量失点の後すぐに1点返せたのも勿論だけど、これまで1点ずつしか取れなかったのが、断ち切られそうになりながらも繋いで複数得点できたのは大きかったと思う。2点だけとはいえ。

7回表は成井君もおおむね立ち直り、1死からのセンター前ヒットと送りバントで2死2塁とされるも1番の藤森君を申告敬遠、後続を打ち取り無失点に抑える。

7回裏。先頭の5番増尾君がレフト前ヒットでノーアウト1塁。ここで成井君に代えて金子君が代打。しかし内野ゴロでゲッツーになりかけるところ、ファースト送球が低く逸れ、1アウト1塁。ここから秋葉君三浦君西川君、789番の連打(決して良い当たりばかりではありませんでしたが)で2点をあげ、1点差に迫りなおも1死2・3塁。

ここで城東はピッチャー交代、サードを守っていた4番の峯岸君がマウンドに上がる。

バッターボックスには1番井坪君。今日の井坪君はピッチングにしても守備にしてもいろいろあって歯痒かったと思うし、ここまで4打席2死球ノーヒットとフラストレーション溜まってたと思いますが、ここでは見事!初球をレフト前へ!同点!!

続く柳瀬君のスクイズバント失敗で2死となりますが、3番富岡君のサードへの難しい当たりに代わってサードに入っていた佐瀬君がちょっとファンブル、ちょうど3塁ベースに突っ込んできた井坪君はアウトにしますがその前に3塁ランナーの西川君がホームインしており8点目!ついに逆転!

8回からは代打を送られた成井君に代えて背番号10の左腕桝川君がマウンドへ。桝川君は落ち着いたピッチングで8回9回をシングルヒット1本に抑え、8-7のまま関東一が逆転勝利、準々決勝進出を決めました。おめでとう。

 

一時はどうなることかと思いましたが、あきらめずに5点差追いついたのは本当に凄いと思う。でもこのままじゃいけなくて…

正直、今日の試合は見ていて良くない、宜しくないと思う場面も多々あった。だからこそこれからの糧になる試合だったのではないかと思います。ていうか、であって欲しい。次もガンバレ、関一!

 

 

※全体的にヒットかエラーか微妙な打球が多かったせいか、一球速報とスコアボード表示はかなり食い違っています。

 

【試合スコア】

城 東 003 004 000 7 H10E6

関東一 001 102 40x 8 H10E2

城 東:藤森(6)、峯岸(2)ー高垣

関東一:井坪(2 1/3)、成井(4 2/3)、桝川(2)ー富岡