共栄大×高千穂大という、個人的にはちょっと辛いカードになってしまった東京新大学リーグ１部・２部入替戦。高校野球の秋季大会と被ることもあって、殆どリーグ戦を見ることはできませんでしたが、結果だけを見れば共栄大はリーグ戦全敗、高千穂大も優勝に王手をかけながら、２連敗でリーグを終えていて、両チームとも不安を残しながらの入替戦だったと思います。昨日、その第１戦を制したのは共栄大…なのはともかく、７－０のコールドってそんな。共栄大の島田君が好投したようですが、それにしても高千穂大…不安を抱えながら飯能球場へ（しかし遠い。最寄の元加治駅からは割と近いのが救いだけど）。
試合は共栄大が先攻、高千穂大の先発は左の荒木君、西貝君は１番（！）ライト、春は捕手だった西江君がセカンドに入っていて驚く（今季は選手名簿が買えなかったんですよね…悔）。共栄の先発はやはりというか原田君、射手矢君は３番ファースト。
初回、２死からエラーと四球で２死１・２塁となったところで５番山崎君のタイムリー３ベースでいきなり共栄大が２点先取。大丈夫か高千穂大…
１回裏。共栄大の原田君は投球の度ごとに帽子が飛ぶ力投。そして高千穂大はい、一番西貝ですか…あ、合ってるのかな…（汗）しかし選球眼よく四球を選び、更に次打者の打席で初球スチールを決めてノーアウト２塁！
更に内野安打と四球で１死満塁、５番石井君のライトへの犠牲フライでクロスプレーになりましたが西貝君が生還、１点を返す（ベースタッチは良かったと思います＠贔屓目？）。続く６番長田君も右中間へ２塁打っを放ち、３－２と逆転。
初回はどうなることかと思った荒木君ですが、２回以降は中盤まで、打たれたり四死球出しまくったりしながらも何とかしのぐ。連続死球で三枝君に交代するも、無失点。一方の高千穂大は４回に１点追加、５回にも二番手の右腕・大内君からも１点を奪い、５－２と突き放す。
ところが６回表、先頭の金子君がセンター前ヒットで出ると、ヒットにエラーに連続四死球で共栄大が２点を返し、１点差に詰め寄る。７回は双方無得点（７回裏、１死満塁から登板した共栄出身の服部君が、大リーグボールかと見紛う投球でスクイズを小フライ、ダブルプレーに討ち取ったときは会場が湧いてました）。８回を三者凡退に抑えた後の高千穂の攻撃。９番山崎君が死球、打順がトップに還り、今日まだノーヒットの西貝君。大学に入って以来、ヒット打つ場面を見たことないような…打気満々だったと思いますが、インハイに抜ける球が肩に当たり、連続死球（凄い音がしてた…）。続く森村君はキャッチャーへのファウルフライ。そして今日２安打の３番・西江君が右中間への２ベース！１塁ランナーの西貝君もホームへ向かっていれば危ないタイミングでしたが好返球に３塁に戻る。これが奏功、２死から５番・石井君の打席でパスボールで生還、７－５とし、９回表も抑えて１勝１敗、決着は第三戦に持ち越されることになりました。
どちらかは来季２部でプレーすることになるわけだけど、第３戦が来季に繋がる好ゲームとなることを祈ってます。
第２試合の３部・４部入替戦も見ました。技術的には第１試合に適うべくもありませんが、良い試合でした。野次も多かったけどニヤリとさせられるようなのが多くて。電気大の三宅君は良い投手だと思います。まだ１年なんですね～。
