5月26日 首都大学野球リーグ最終節第1戦 東海大×筑波大

金曜日の夜になっても仕事が片付かず、土日のどちらかは出なければならなくなってしまった今週末。土曜日に出て後顧の憂いをなくしてから日曜日に行くべきかとも思いましたが、優勝のかかった最終節、筑波は勿論1戦目を坪井君で来るだろうし、東海もたぶん小松崎君だろう。そして2日目はお休み…だったら土曜日行かなきゃ!というわけでアクティ熱海とかいう見知らぬ快速に飛び乗って平塚へ。しかし遠い。東京から快速で丸々1時間。砂ま~じりの茅ヶさ~き♪よりもまだ先なんだものね。

第1試合は優勝のかかった東海大×筑波大の一戦。

先発はやはり筑波坪井君、東海小松崎君。先攻は筑波。

今日の小松崎君はうーん、この前の帝京大戦ほど調子良くなさそうかな?…それでも先頭打者の青山君は三振にとりますが、2番真木君には粘られて四球、3番金堀君はショートゴロ…ですが2塁送球が間に合わずフィルダースチョイス、更には1塁送球を焦ったセカンドの悪送球で1死2・3塁、早くもピンチです。しかし4番古山君もショートゴロに討ちとった…と思ったら、またもや悪送球で3塁ランナーが生還。ノーヒットで1失点です。

なおも1死1・3塁のピンチですが後続は連続三振にとり、1点で凌ぐ。

1回裏、東海の攻撃。東海はブラバンと応援団が来ていて、高校野球と共通する応援曲をいろいろ披露してくれます。ルパンとかヤマトとかイノキのテーマとか。ルパンのアレンジはちょっと好きかな。

筑波のエース坪井君は長身左腕、そんな剛速球というわけではない感じですが、やはり打ちづらいのか、上位打線があっさりと三者凡退。2回以降もそうなのですが、当たれば必ずと言っていいほどフライになってしまいます。

2回は共に三者凡退ですが3回表、先頭の青山君の当たり損ねのサードゴロでしたがバントのような打球が災い、内野安打に。更に2番真木君の送りバントがキャッチャー前に転がり、2塁送球しますがこれがセーフに。青山君の足も速いんでしょうけど…3番金堀君はストレートの四球でノーアウト満塁。全然打たれてないのにこのピンチの連続は何なんだ(泣)

しかし4番古山君の当たりは平凡なショートゴロ…なのですが、何故か1塁送球。らくらくアウトのタイミングなのに満塁なのに…エラーとフィルダースチョイスが続いてたから、ホームに投げるのを躊躇ってしまったのでしょうが…後続はサードライナーで3塁ランナーが戻れずダブルプレーで1点止まりでしたが、相手は坪井君、序盤の2失点は正直辛い。

3回以降も東海はたまにランナーが出るものの打線が繋がらず、最後は抑え込まれてしまいます。

一方、守りの方は中盤はヒット1本のみ。しかし球数も結構多いし、徐々に良い当たりをされてきてるかなーと思っていたら、7回表、先頭の7番小野君にセンター前ヒットを打たれ、送りバントで1死2塁、次の9番も送りバントですがキャッチャーフライになり2死2塁。打順がトップに還り、青山君の打球はショートゴロ…なんですが……またも悪送球で2塁ランナーはホームへ。ショートの三浦君、送球するときに何度もボール握り直しているのが見えたので嫌な予感がしたのですが…なまじ慎重になり過ぎると、力入りすぎてしまうのかな。更に2番真木君にはライト線への2ベースを打たれてしまいますが、1塁ランナーはホームタッチアウト。しかしこの時のクロスプレーで市川君がどこか痛めた模様。相当に辛そうで一度は担架が出るほど。何とか立ち上がって自力でベンチに下がりましたが、7回裏の打席で代打が出ていました。大事無いといいのですが(*翌日の試合でも出場していたので、大丈夫だったようですね。良かった)。

7回裏、1死から6番加藤君がレフト前ヒットを放ちますが後続なく無得点。この頃になるとゴロの当たりもちらほら出るようになってきましたが、強い当たりというのはなかなか出ません。うーん…

しかし東海の応援団はなんか好き。「坪井を打つ~ぞ坪井を打つ~ぞ坪井を打つぅ~ぞ~♪」(コンバットマーチの節で)には笑ってしまいました。今日の守備もそうですが強いんだけどソツがあるというか、なんか抜けたとこもある(すみません私的印象です)チームに良く合ってるというか。

8回表、東海は左のオーバースロー、高山君にピッチャー交代。キャッチャーも秋山君に代ります。高山君は選手名簿に載っていませんがどうやら1年生らしい。力のある球で、粘られた末に四球1個出しますが後は抑えます。

8回裏もまたもや三者凡退、9回表には東海は再び投手交代、右腕の中西君がマウンドに上がります。が、この日当たっている7番小野君にレフト前ヒットを打たれ、送りバントとキャッチャーフライで2死2塁とした後、1番青山君の打席でワイルドピッチで2死3塁、結局青山君は四球で2死1・3塁。2番真木君にタイムリー3ベースを打たれて5-0、まさに駄目押しです。

9回裏、何とか一矢報いたい東海の打順は3番加治前君から。

0-2からの3球目を右翼フェンス直撃の3ベース!最後の最後でようやくらしい当たりが!更に4番木本君の犠牲フライで1点を返しますが、後続は討ち取られ、優勝のかかった最終節の第1戦は筑波大の勝利となりました。

*このように、第1戦は残念な結果でしたが、日曜の第2戦は東海が勝利、優勝の行方は月曜の第三戦に持ち越されました。加治前君にはHRも出たそうで。ああ、2戦めも行きたかったな~。今日は筑波はもちろん坪井君先発でしょうし、東海もたぶん小松崎君になるのでしょう。小松崎君は日曜も少し投げたようなので、ちょっと心配ではありますが、本来の調子なら、抑えられない相手ではないはず。あとは…

坪井を打て!(敬称略)

今日も速報が気になる1日になりそうです。