秋の終わりに

神宮大会も終わって11月ももう半ば過ぎ、大学リーグの入替戦もあらかた終わったし、高校野球もあとわずかとなった対外試合可能な時間を惜しむように、各地で市民大会やら対抗戦やらが繰り広げられている模様。神宮大会は雨で1日流れた後の初日の高校の部、入替戦は東京新大学の高千穂大×杏林大、例によって春日部市民大会にも行ってきました。

神宮大会の対横浜戦は大敗だったけど、力のあるチームとの対戦を重ねていれば、遅かれ早かれいつかはこういう負け方をするだろうと予測はしていたし(それが国士舘戦じゃなくて、本当に良かった…!)、帝京、常葉菊川と並んで、具体的な(凄い高いけど)目標ができたのは、かえって良かったと思っています。何度もボロ負けしたけれど、いつもそこから大きく成長してきたチームですから…センバツでは、東京代表として、そしてスタンドで応援してくれる仲間や夢を後輩に託して去っていった先輩たちにも、胸を張れる戦いをしてくれると信じてます。

2日目以降は平日で観戦には行けず、録画は大体してありますが、まだ大学の決勝だけしか観られていません。大場投手は凄いですね~としかいいようのない試合でした。3連投で本調子じゃないのに、早稲田の打線があれほどまでに黙り込むとは…昨日のドラフトではソフトバンクに1位指名。おめでとう!ちょっと遠くなってしまうけど、福岡は良いとこですよ~♪

そんな華やかな世界とは隔絶した先週末の県営大宮では、東京新大学リーグの入替戦が開催されていました。今季三部に昇格した電気通信大は最下位を免れたので個人的な関心は専ら、高千穂大の4季ぶりの昇格が叶うか?というところだったのですが、初戦は7-1の大敗…曇りで寒かったことも手伝って、第1試合だけでスゴスゴと帰ってしまいました。この時期の県営は、自販機もなけりゃ売店もない(氷川参道には七五三で出店が幾つも出てたけど)ので寒さが余計に堪えます。

しかし翌日はリードされながらも15-8で逆転コールド、第3戦もコールド勝ちで高千穂大が1部復帰!おめでとう!第1戦でも得点こそ1点しか取れていなかったけど、安打数は10安打していたので、繋がりさえできれば…と思っていましたが、第3戦は(観戦できませんでしたが)13-1と完勝だったので嬉しいながらも驚きました。高千穂大はもちろん、関東一OBが何人も在籍しているという理由で見始めたチームですが、見ていくなかで、4番セカンド(前はキャッチャーでしたが)の西江君は凄く好きになった選手です。守備のときの柔らかい動き、鋭い打球の長打も印象深いけど、第2戦の最後の打席のスクイズが、何より忘れ難いです。お疲れさまでした。

そして西貝君も最上級生か…飯岡君や中川君たちや、市村泰三君や井上兄君や小松崎君や…月日の流れるのは早すぎるよなあ…みんな悔いのない1年間を過ごせればと願っています(そして、できることなら神宮で観たい!!)。

春日部市民大会では、優勝の瞬間は見られなかったけど、ずっと初戦敗退が続いていた共栄の選手たち、元気な姿が見られて嬉しかった。市民大会でこんなに楽しそうな共栄は、初めて見たようにも思える。春日部工業×春日部の息詰まる熱戦+PK戦…じゃなかったじゃんけんの団体戦(5-3?で工業の勝利)も見られたし。じゃんけんが一番盛り上がってたかも(笑)

今週末は三連休ですが、ちょっと生観戦は無理そう…というわけで、今年の野球シーズンも終わり、冬の始まりです。春にはまた、みんなの元気な姿を見られますように。私も年度末にちゃんと休めるようにがんばろう…(汗)