今春初観戦@坂戸

今日は東京国際大と東大のオープン戦を観に、坂戸まで行ってきました。同じ埼玉ではありますが、結構遠い(汗)ただ、最寄り駅の西大家から歩いてすぐなのは助かりました。着いてみると、球場建設中で、既にスコアボードや照明灯があり、バックネット裏のスタンドもできかけていました(完成したところを見てみたい!)。両翼98、中堅122ですから広さも十二分。元プロ野球監督の古葉氏が監督に就任された初戦ということもあってか、報道関係者もたくさんいた模様。試合開始前には、両監督に花束が渡されていました。就任祝い?両方とも?

しかし試合の方は、試合慣れしていないせいか、土埃で空気が茶色くなるほどの強風のせいもあってか、両方とも投手陣の調子が良くなく、四死球や守りのミス、バントの失敗も多かったかな。特に東大は投手5人の継投(と言うのであろうか…)でしたが全部で20個以上の四死球を出してしまっていました(人様のことは言えない、どこかにコントロールを良くする薬とか売ってないかなあ、とは私もしばしば思ってきたことですが)。でも、まだOP戦は始まったばかり、リーグ戦開幕までの1ヶ月で調子を上げて行くんでしょうね。

今日の主目的は、東京国際大の偵察(笑)だったのですが、ちょっと大味な試合になってしまったこともあって、しかとはわからなかったけど、積極的な走塁は印象に残りました。

東大の方はといえば、ここ2年くらいは全然見ていなかったのですが、背番号10のファーストの選手は、攻守ともに気になりました。守備が上手いし、打席に立っても塁に出ても、何か期待してしまう。雰囲気のある選手だと思いました…で、家帰ってHP見たら、主将の井尻君だと判明。さすがキャプテン!納得。他の背番号のわかった選手たちもHPで調べました。投手では3番目に投げた背番号23(岸君?)の振りかぶるときの動作が綺麗だなーと思って期待したのですが、やはりコントロールに苦しみ、すぐに交代してしまい、残念でした。

試合の後、古葉監督が観客席に挨拶に来られてました。それだけでなく、色々な所作の端々に、大学野球はアマチュアだけど監督はプロなんだなあ、と感じさせられました。選手を強くし試合に勝つだけが仕事じゃないんだ、と。こういう形でリーグを盛り上げ、外からの注目度を高めることがリーグ全体のレベルアップに繋がり大学経営にとってのメリットにもなる。もちろんそれは大学の経営判断で、その成果はこれから測られるのでしょうが、リーグに所属するすべての大学・選手にとってのチャンスでもあるのではないかと感じました。