20231007秋季東京都大会1回戦 駒大高×関東一

スッキリ晴れた秋晴れの土曜日。関東一の初戦です。2020年に秋シードが導入されて以来、初めてのノーシードで挑む秋大。初戦は今夏西東京ベスト8のシード校・駒大高です。

 

関東一は後攻。

 

先攻:駒大高

1センター橘

2ショート小田

3ライト森

4ファースト廣瀬→ピッチャー

5サード出口

6キャッチャー久保田

7センター大城

8ピッチャー畑→ファースト金野

9セカンド山口

 

後攻:関東一

1センター飛田

2レフト坂本→ピッチャー坂井

3サード高橋

4キャッチャー熊谷

5ファースト井田→中里

6ライト石田

7セカンド小島

8ショート市川

9ピッチャー畠中→大後→H滝川→R成井→レフト

※5回の選手交代はアナウンスがよく聞き取れず、網羅できていないかもしれません。

まず、一次予選では代打出場のみ、シートノックにも入っていなくて心配していた坂本君のスタメン復帰でホッとする。今夏の衛藤君負傷前まで遡る2番レフト。

しかしホッと懐かしいような気持ちになったのはほんの一瞬。高橋君が3番!?これは今までなかったと思う。一次予選の目黒日大戦では初戦では下位だった熊谷君が3番に上がり、3番熊谷4番高橋だったのを入れ替えてきました。ショートは一次予選では越後君でしたが今日は市川君がスタメン。

そして先発はエースの畠中君。一次予選では初戦の継投で1イニングのみだったので初先発ということになります。

いやとにかく、打線がどう機能するか。たぶん高橋君敬遠とか勝負避けたりはしにくくなるとは思うけど…あんまバントはしない感じになるのか??

 

軽い驚きに包まれつつも、試合開始。まずは守り。

久しぶりの公式戦先発となる畠中君ですが初回を危なげなく三者凡退。球数も少なく、イイ感じ。

その裏、駒大高のマウンドには左腕エースの畑君。しかし畑君は立ち上がりの制球に苦しみ、連続でストレートの四球で1・2塁となったところで3番高橋君。

こうなると守備側も敬遠できないけどこちらとしても強攻しか選択肢が(たぶん…おそらく)なくなる。もちろん高橋君はヒッティングの構え。しかしここでは追い込まれながらも最後は四球を選んでノーアウト満塁。

そして今日は4番の熊谷君がサードの頭上を越えるレフト線2ベースを放ち、2点を先制。更に5番井田君が詰まった当たりではありましたが左中間に落ちる2ベース、6番石田君のセンター前、7番小島君の右中間への2ベースで更に4点。その後2アウトを取られますが1番飛田君2番坂本君の連打でもう1点加え、この回一挙7点。

始まりが3連続四球だったり相手守備にエラーにならないミスがあったりなどで助けられた部分はありますが、それにしても捉えた打球が多かったと思うし、よく繋がりました。

その後も2回表にも2点、3回にはリリーフした廣瀬君から高橋君が2ラン(やや左中間よりでしたがセンターの深いところ。セカンドベース辺りにまできて待機していた1塁ランナーの坂本君が飛び上がってガッツポーズしてたのがなんかクスっとしたw)、4回にも2死からHappy Birthday♪流れる中の代打滝川君のセンター前を皮切りに、1番飛田君のレフト前、2番坂本君の左中間へのタイムリー2ベースで1点を加え12得点。守っては畠中君ー大後君ー坂井君の完封リレーで12-0の5回コールドで関東一が初戦勝利、2回戦進出を決めました。おめでとう!

初回の連続四球がなければまた違った展開になっていたかもしれませんが、大量点を取っても緩めず毎回着実に得点できたのは凄く良かった!特にスタメン復帰の坂本君が4打席3安打1四球の全打席出塁、2打点(かな?)は夏後半や一次予選ではくやしさもあっただろうと思うだけに嬉しかったです。

投手陣もトータルで被安打3,四死球はゼロ、無失点のナイスピッチングでした。

あと、これは私が見てて思った感覚でしかないのですが、3塁コーチャーの中島君のストップorゴーの判断が、例年に比べ割と慎重というか穏当な感じがする。例年のこの時期だと「やめてやめて止めて止めて~」と思わず悲鳴を上げることが結構あるので。ただこの先もっと競った試合になったときどうなるかは、まだわかりませんが。

 

2回戦は荏原と。今から楽しみです。次もガンバレ関東一!

 

【試合スコア】

駒大高 000 00 0   H3E4

関東一 722 1x 12 H14E0

駒大高:畑(1 1/3)、廣瀬(2 2/3)ー久保田

関東一:畠中(3)、大後(1)。坂井(1)ー熊谷