20240415春季埼玉県大会南部地区予選代表決定戦 与野×大宮光陵、浦和実業×川口市立

今日は春季大会地区予選の最終日。東西南北各地区で代表決定戦がありますが、市営浦和球場で行われた南部地区代表決定戦の2試合を見てきました。

 

第1試合:〇与野5-0大宮光陵

初回、四球と3本の長短打、エラーも絡んで与野が3点を先制。その後中盤まではチャンスを作りながらも大宮光陵の粘りに阻まれますが、終盤の7回9回に1点ずつを追加、守っては先発の安井君が被安打4失点0で5-0の完封勝利。与野の打線は今日も活発。イイですね。県大会も楽しみです。力では与野の方が勝っていたと思いますが、大宮光陵の何度もピンチをしのいだ粘りも印象に残りました。ミスが失点に結び付くこともあったんだけど、ナイスプレーもたくさん。普通ならガタガタ行きそうなところを耐え抜く場面が多かった。この先が気になるチームでした。

第2試合:浦和実業4-7川口市立〇

どっちかが県大会に行けないのは勿体ないような気もする実力校同士の対戦。

1回表、2死から浦実がシングルヒット3本で満塁のチャンスを作るも無得点に終わると、その裏には2死から3番ショート高木君のレフトスタンドへのソロHRで川口市立が先制。

と思ったら直後の2回表には1死2・3塁からのスクイズバントで捕球したファーストがホームをあきらめバッターランナーにタッチアウト!したはずなのに、更に1塁送球してしまい(しかも送球が高い!)、その間に2塁ランナーまで生還、2-1と浦実が逆転します。しっかりタッチ出来てたように見えたし、1塁塁審もすぐにアウトのコールはしてたと思うんだけど、わからなくて焦ったのかな?珍しいプレーでした。一応2ランスクイズになるのかな?送球が逸れてから3塁回ったのなら違うのか…

次に試合が動いたのは5回裏。同じく1死2・3塁からのスクイズバント、処理したピッチャーからの送球がちょっと取りづらかった隙をついて2塁ランナーまで生還、2ランスクイズ返し!3-2と川口市立が再逆転。

しかし6回からマウンドに上がった川口市立の左腕の飯出君はややコントロールに苦しみ、浦実は四球でもらったランナーをタイムリーで返して同点に追いつき、7回にもヒットと死球で作ったチャンスでタイムリーが出て4-3と再々逆転に成功。

一方の川口市立は初回の高木君のソロ以降は浦実の先発左腕・駒木根君からヒットを打てず、継投した西久保君、本郷君もうちあぐねて7回までで初回のホームラン含めてヒットわずかに2本。浦実は8本ですから、ちょっと厳しいかと思いましたが…

8回表の1死1・3塁のピンチをセカンドゴロゲッツーで切り抜けた直後の8回裏。

先頭の2番金長君がセンターオーバーの大きな3ベースヒットで出ると、3番高木君の飛距離十分なレフトフライで同点、その後も長短打4本を集めて3点を奪い、7-4と再々再逆転(でいいのか?)。

9回裏には高木君がマウンドに上がり、三者凡退に抑えて7-4のまま試合終了。継投の綾もありましたが、ランナー背負っても失点しても崩れず耐えた川口市立が、8回裏に一気に勝負を決めた試合でした。ちょっとフライ多いかな?という気もしたけど、結局長打と犠牲フライが勝ちを呼び込んだことも、示唆的な感じを受けました。

手に汗握るシーソーゲーム、面白かった!浦実を県大会で観られないのは残念ですが、夏に期待してます。