20230719東東京大会4回戦 目白研心×関東一

第2試合は予定より30分ほど前倒しの10時28分、なのですが日差しはもうきつい。38℃とかにはならないと言っても、今日も十二分に厳しい暑さ。何事もなく終わりますように…

 

4回戦の相手は2018秋に三高を破ったのも記憶に新しい目白研心。3回戦では立正大立正を破っている。

 

先攻:目白研心

1ショート浮津

2ライト湯本→H大和田→R橋本

3サード稲田

4ファースト杉浦

5キャッチャー椎谷

6レフト大原

7ピッチャー寺山→福藤

8センター川内

9セカンド川本→H永倉

 

後攻:関東一

1セカンド西川

2センター倉品

3レフト坂本

4ファースト高橋

5サード佐々木

6ショート越後

7ライト大森

8キャッチャー熊谷

9ピッチャー坂井→H松本→ピッチャー菊地

 

初戦で負傷退場し今日はベンチにもいなかった衛藤君。キャッチャーの方は初戦で急遽マスクを被った熊谷君だろうと思っていましたが、3番という打線での役割をどうカバーするのかは気になっていたところ。なんと、1年の越後君を6番に起用、倉品君を2番に上げ、3番には坂本君を。越後君は打撃がイイと噂は聞いていたし、初戦の代打起用でも綺麗なタイムリー打っていますが、6番ショートというところに期待の高さと打線への危機感が窺える。そして先発は背番号10の右腕・坂井君。

 

1回表。坂井君はややボール球多めながらも三者凡退に抑える。

1回裏は1番西川君が三遊間を抜くヒットで出、すかさず2盗を決めますが後続はなく無得点。

2回表は1死から5番椎谷君にレフト前ヒットを打たれますが、6番大原君は三振、7番寺山君の打席で熊谷君が2盗を刺し、ここも無失点。

2回裏。1死から今日初スタメンの越後君が四球を選び、盗塁と7番大森君のレフト前で1死1・3塁としたところで初スタメンの熊谷君。春季大会では打席に立つ機会は殆どなかった熊谷君ですが、ここでは左中間を越える大きな当たり!タイムリー2ベース

となり2点を先制!次の坂井君は三振に倒れますが西川君は四球で2死ながら1・2塁となったところで今日は2番の倉品君も右中間に2点タイムリー2ベースを放ち、この回4点。おお、なんか良い感じに機能しているではありませんか!

と喜んだのも束の間。

3回表は先頭の7番寺山君をストレートの四球で歩かせると、8番9番に連打を浴びたちまちノーアウト満塁の大ピンチとなって打順は1番浮津君。ここで一発出れば同点になってしまうのか…と思っていると、浮津君の打球はレフト方向に大きく伸び、まさかまさか本当に入ってしまうのか!?と焦りましたが坂本君がフェンス際で何とかキャッチ。もちろん3塁ランナーは生還し、1点を返されます。

続く湯本君は三振、3番稲田君もヒヤッとする大きな当たりでしたがレフトフライに討ち取り、1点で凌ぐ。よく1点で収まったな~しかし今日の坂井君はまだ、思うような投球ができてないというか、三振かヒットか危ない当たりか、みたいな感じなのがちょっと心配。

不安を払拭するには取られたら取り返し、更に差を拡げるしかない3回裏。

前の打席では三球三振、「てっぺー!出ることー」という声を受けて打席に立った4番・高橋君が三遊間を抜くヒットで出ると、送りバントにシングルヒット、犠牲フライと着実な攻めに四死球や守りのミスも絡んで一挙7点を挙げる。

これでかなり余裕もでき、落ち着いて抑えていきたい4回表。

しかし先頭の4番杉浦君のショートへのハーフライナーを越後君が落球、続く椎谷君にはライト前に綺麗にはじき返されノーアウト1・3塁。

サードゴロで1死2・3塁となった後、7番寺山君の打球はショートゴロ。ここは越後君も落ち着いて3塁送球、3塁ランナーは生還しますが2塁ランナーは余裕で3塁タッチアウト、2死1塁。これは良いプレーでした ♪

9点差に詰められた4回裏は、1死から越後君が右中間への2ベース!7番大森君の内野ゴロで2死ながら3塁とすると、8番熊谷君が今度はセンター前に抜けるタイムリーでまた1点を取り返し、再び10点差に。越後君はここまで四死球2つで打つ機会がなかったのでここで打てたのも良かったし、熊谷君にまたタイムリーが出たのも良かった。そして何より、大量点差があっても、詰められた1点をすぐに取り返せたのも良かった。

5回表には背番号11の菊地君がマウンドに上がり、1死からショートゴロエラーとヒットで1死1・2塁とされますが最後はセカンドゴロダブルプレーに討ち取り、12-2のまま関東一が勝利、5回戦進出を決めました。おめでとう!

 

チームの要の衛藤君の負傷で、本人の状態も心配だしチームとしてもどうやって戦うのかという不安もあったと思いますが、残されたメンバーがそれぞれの役割を果たしたことが、結果に繋がったのではないかと思います。

この先は更に厳しい相手が続く。劣勢に立たされる場面も必ずあると思いますが、これからもチーム一丸となって、一戦一戦たたかって、最後まで勝ち抜いてください!

 

 

そして衛藤君。とにかく大事ないことを祈ります。場所が場所だけに、くれぐれも無理せず、またグラウンドに立てるまで、皆を信じて治療に専念してください。待ってます。

www.nikkansports.com

 

【試合スコア】

目白研心 001 10 2  H5 E1

関東一  047 1x 12 H10 E2

目白研心:寺山(2 1/3)、福藤(2 2/3)ー椎谷

関東一 :坂井(4)、菊地(1)ー熊谷