20240502春季埼玉県大会準々決勝 立教新座×山村学園、西武台×春日部共栄

今日の準々決勝は山村学園も共栄も上尾だ!ということで、UDトラックス上尾スタジアムに行ってきました。

第1試合:立教新座0-10山村学園〇(5回コールド)

スタンドを見ればムラサキ対決!

山村学園が2回に立教新座の先発・背番号10の小岩井君を捉えて一挙5点、二番手の左腕の椎野君の代わりばなに4番の田中君が左中間への2ランを浴びせてこの回7点、3回にも3点を追加。守っては先発の西川君が5回を投げて被安打2、奪三振6、2塁を踏ませることなく5回完封コールドで勝利。

西川君は初戦の星野戦で見たときもかなり球威増した感じがしてて、そう簡単には打てないだろうと思っていたけど、打線がこんなに長打連発するとは…どうしちゃったんだ!いや嬉しいけど。もちろん相手投手の調子や相性とかもあるし、立教新座側にエラーや記録に残らない守備のミスもあったのでいつもこうはいかないかもしれませんが。準決勝の相手は徳栄。双方の投手起用がどうなるかも含めて楽しみです。

試合展開とは直接関係ないけど、「ホームラン!ホームラン!〇〇!」というスタンドからの声援てありますよね?あれが山村学園のはホームラン一点張りじゃなくて、「ねばれ!ねばれ!〇〇!」とか「つなげ!つなげ!〇〇!」とかちゃんと状況に応じて変えていてなんか面白かった。

 

第2試合:西武台2-4春日部共栄〇

おお、麦わら帽子の共栄ブラバンが来てくれている!

西武台は3回戦で浦学を2-1の接戦で破って勝ち上がって来ている。西武台野球部の公式HPによると、追木君ー大竹君のリレーだったそうで、二人は今日の先発は回避、背番号11の河村君が先発。一方の共栄は初戦、2回戦は背番号1の保坂君が先発でしたが3回戦は違ったようで、この試合では再び先発となっている。

保坂君は、幸先よく西武台の1番2番を連続で見逃し三振に取ると、その後は四球出したりヒット打たれたりエラーがあったりしながら要所は三振取って序盤は無失点で凌ぐ。

攻めては2回に高田君が高ーい弾道でライトスタンドへのソロHR、3回には3本の長短打とエラーも絡んで3点を挙げ、4-0とします。アウトになった打球も捉えた当たりが多く、どうしちゃんたんだその2 ♪ 

ところが4回、双方のピッチャーが交代すると雲行きが怪しくなってくる。

4回表、西武台の5番峰島君が、共栄の2番手・サウスポーの大野君から放った打球はライト方向にフラフラっと上がったかと思いきや、そのままスタンドへ…4-1。

そして5回表は1番の小崎君が今度はセンターへのホームラン…更に連続セーフティバントで畳みかけられノーアウト1・2塁のピンチ(ここの西武台の攻撃の流れは上手かった…)。しかし大野君もふんばり4番5番を三振、四球で2死ながら満塁としますが後続も三振で凌ぎ、何とかピンチを脱する。4-2。

一方の共栄の攻撃は、西武台の2番手・背番号18の右サイドスローの伊藤君、6回から登板したエースの大竹君からはノーヒット、ランナーは大竹君が出した3死球(ちょっと多い)のみで、捉えた当たりというのもなくて完全に抑えられてしまいます。

正直、追いつかれたら勝ち目は薄い、苦しい展開だったと思いますが、大野君も毎回のピンチを何とか無失点で凌ぎ、4-2のまま共栄が勝利。展開次第では逆の結果も十分あり得た試合だったと思いますが、こんなに逆転されそでされない共栄の試合を観られたのは嬉しい。昌平戦も楽しみです。

西武台といえば強力打線のイメージですが、投手陣も良いですね。投手起用の綾もあって4点先取したから勝てたけど、伊藤君大竹君にはまったく歯が立たなかったし…

7回のノーアウト2塁、9回のノーアウト1・2塁のチャンスのとき、7回は送りで9回はヒッティングだったんだけど、攻撃のタイムとってキャプテン(たぶん)の湊君が4番の芦澤君に声をかけていたのがなんか印象に残ってます。夏も見たいチームです。