弱みと強み

雪谷との死闘から中2日。関東一の4回戦の相手はこれまた厳しい相手、2014そして昨夏も、終盤追いつかれて辛うじて振り切った堀越です。

両チーム共にエース高橋の先発で始まった試合は、初回に関東一が4点を先制するものの、2回裏には先頭の5番谷山君の2ベースで無死2塁になったところをキャッチャー牽制で刺した!!と思いきや、四球と連続エラーであっという間に1死満塁。それでも三振で2死まで漕ぎつけ、最後はセカンドゴロで切り抜けた…と思ったらエラーで1点返され、更にレフト前ヒットでもう1点、しかしホームを狙って2塁ランナーは好返球で刺して何とか2点で切り抜ける。

4回には再び連打で4点をあげ、8-2と突き放しますが中盤も失点こそしないが微妙な守備が散らほら、攻撃の方は堀越の2番手・背番号19の中野君を崩せずにいるうちに6回裏に4番キャッチャー神保君のソロで8-3、7回もヒットと送りバント、2ベースで1点を返され8-4と追い上げられる。ただ、6回7回は失点後をテンポよく凡退に抑えたので見ている側としてはだいぶ落ち着いて見られましたが。

そして8回表。今日ノーヒットの9番横山君がサードゴロエラーで出塁。じりじりと追い上げられていることを考えれば1点でも追加点が欲しいところ。2番の小林君も当たっているし、送りバントかな?と思ったのですが、バッターボックスに入った斎藤君はバントの気配は微塵も見せない。

結果四球でしたが、敵味方通じてホームラン2本が出たこの試合で、私にとって一番印象に残ったのは、斎藤君が四球を選んだというか四球にさせたこの打席でした。いい意味で、怖かった。

そして2番の小林君もバント失敗したりしながらも最後はライト前に運び無死満塁、続く増田君も死球をもらって待望の追加点!なおもノーアウト満塁で今日は4番の石橋君が見事!!レフトスタンドに満塁ホームラン!やったー!!

9点差をつけた8回裏は、高橋君が5番谷山君にレフト線2ベースを浴びながらも後続は断って13-4の8回コールドで勝利、5回戦進出を決めました。おめでとう!

初戦に続いて守備が乱れまくったこの試合でしたが、それが2回の2失点だけで済んだのが大きかったと思います。高橋君もよく崩れず持ちこたえてくれました!

秋春からここまで見て来て、例年のような守備を期待すべきではないのだろうと思うけど、ミスが出る中でどれだけ傷口拡げずにカバーできるか、その後の守りで、攻撃で取り返せるか。今年のチームの夏がどこまで続くかはそこに懸っているのだと思います。

どこまで行くのか、続くのか。わからないけど、ついて行くよ!ガンバレ関一!