ありがとう、またいつか

前記事のとおり徳栄の優勝を見届けた後は、元の職場のOBの飲み会。

帰りの電車を降りるとき、ふと気づくとドアの脇に立ったまま居眠りの少年。

小学生かな?中学生かな?大人や仲間もおらず、ただひとり。

滑り落ちそうな手元を見ると「甲子園」のロゴ入りの赤紫ぽいビニール手提げ。ああそうか。

閉会式からお土産買って新幹線で東京まで来たらそう、ちょうどこんな時間。他に荷物もなさげなその子は日帰りでいってきたのだろうか。

お疲れさま。ありがとう。おめでとう。

野球をやっているのかいないのかはわからないけど、どこかのグラウンドで、スタンドで、いつかまた。