ありがとう

第90回記念大会の3回戦、関東一は1-3で浦添商業に敗れ、23年ぶりのベスト8進出はなりませんでした。

押久保君白井君をはじめとした守り、凄く頑張っていましたね!

みんな本当に上手くなったなぁ…4年前、飯岡君たちの時も凄く守備が良いチームだったと思いますが、あのときはとにかく、最初に見たときから既に上手かったので、今年のチームは、こんなに上手くなるものなんだ!と嬉しい驚きをもって見ていました。

ミスも勿論ありましたが、ミスをしたり死四球出したりしない、というよりは、そこから大きく崩れてしまわずに、持ちこたえる粘り強さこそが、チームの身上だったと思うので、そういう意味でとても「らしい」試合でした。

攻撃面では、8安打で1点、3度の盗塁失敗が示す通り、チームの持ち味を十分に発揮することはできなかったと思いますが、浦添商業、特に伊波君と山城君のバッテリーの力が関一の攻撃力を上回っていたということなのだと思います。くやしいけど。

……そう、全国にはまだまだ強いチーム、凄い選手がたくさんいますよね。今回は力及ばなかったけど、この夏の嬉しさと悔しさを引き継いで、これからの関東一がいつかまたここで、そんな凄い奴らと戦い、勝ち抜いていくことができますように……それは決して平坦な道のりではないと思うし、長い時間がかかることなのかもしれないけど、いつの日か。

選手の皆さん監督をはじめスタッフの皆様お疲れさまでした。今年のチームにはホントにハラハラドキドキ、上がったり下がったり、まさかまさかの連続で目が離せませんでした。特に春から夏にかけて、ここまで大きくなってくれるとは、今でも少し信じられないような気持ちです。本当にありがとうございました。貴重な経験を積むことができた押久保君白井君をはじめ新チームの皆さん、これからも頑張ってください。秋にまた江戸球で会えるのを楽しみにしています。

そして、引退する3年生の皆さん、お疲れさまでした。ゆっくり休んで、また新たな目標に向けて、頑張ってください。もう関一のユニフォーム姿を見ることができないと思うと凄く淋しいけど、またいつか、どこかのグラウンドで、更に成長した姿を見ることができたら、それ以上の喜びはありません。

ほんとに、ありがとう。