080914 秋季東京都大会 第13ブロック2回戦 関東一×府中西

今日は待ちに待った新チームの初戦。シートノックも見たいし、もちろん時間には余裕を持って家を出た…のですが、球場手前の横断歩道のところで、スタメン発表の場内アナウンスが…ど、どーなってるんだ一体!と球場めがけてダッシュしますが、スタンドに入ったときには試合前の挨拶を待つばかり、となっていました。試合開始は9時40分くらい。練習試合じゃないんだから、そんなに早く始めなくっても…とも思いましたが、午後の天気は怪しそうだったから、仕方ないかな。来週はもっと早く来るようにします…で、気になる新チーム初戦のスタメンは、

関東一

1キャッチャー本間

2ショート野村

3レフト片岡

4センター宮下

5ファースト松田

6サード伊藤(→PH山口→サード山下)

7ライト香月

8ピッチャー押久保(→井手)

9セカンド北

まず目を惹かれたのが本間君のトップバッター。キャッチャーが1番って、関一では初めて見る…ちょっと新鮮。試合前の挨拶で先頭に立ったのは野村君。そして背番号1は押久保君です。

対する府中西は、

1セカンド 武山

2センター 片山

3ファースト 家富

4サード 渡辺

5ライト 安斎

6レフト 大濱

7ショート カワベ

8ピッチャー鹿野(→柴)

9キャッチャー鈴木

漢字の名前は、アナウンスで聞き取ったのを帰ってから夏の選手名簿で調べたので、ひょっとしたら間違いがあるかもしれませんが、この通り、ほとんどが夏のベンチ入りメンバーです。右上手の鹿野君は、夏も背番号1。ブロック初戦の立正戦では5失点して5回途中で降板していますが、今日はどうでしょうか。

初回、2死から3番片岡君がちょっと詰まった感じながらもセンター前ヒットで出たのも束の間、宮下君の打席で牽制アウト。1番2番もフライアウトだったし、うーん。

しかしその裏、押久保君の立ち上がりもイイ感じで、三者凡退に抑える。

2回表も三者凡退。新チームの状態がまったくわからないだけに、もしかしてひょっとして、もの凄く打てないんだったらどうしよう…と早くもちょっと不安になりますが、まだ一巡もしてないんだし、と自分を戒め2回裏へ。

2回裏、1死から5番安斎君のゴロが、セカンドの手前で大きく跳ねてそのままライト前へ。ちょっとアンラッキーなヒットでした。送りバントで2死2塁となり、7番カワベ君の打球は1・2塁間を抜けるかと思いましたがファーストの松田君がよく止め、押久保君のベースカバーも間に合い3アウト。ピンチを脱します。

そして3回表、1死から押久保君がセンター前ヒットで出ると、次の北君の右中間へのヒットにエラーが絡んで1点を先取、続く本間君もセンターへ犠牲フライを放って2点目。

押久保君は3回裏以降も安定したピッチングを続け、5回までを無失点に抑えます。結局、打たれたヒットは2回のイレギュラーだけ。内野陣も送球にひやっとする場面もありましたが、ファーストの松田君が綺麗に捌いてくれるので安心して見ていられます。送球を捌く以外のプレーも上手くて、ちょっと04年の金津君を思い出すなあ…

攻撃の方は4回表に宮下君の左翼ポール際へのソロHR、5回6回も着実に点を重ねて6回までで12得点。それでもあまり猛打爆発という感じがしないのは、宮下君のソロを除いて単打に犠打盗塁、相手のミスを絡めて得点を堅実に積み重ねていったからでしょうか。

点差の開いた6回裏、押久保君に替わり、それまでブルペンで投げていた背番号18の井手君がマウンドへ。右のオーバースロー(割と力投型?)で、旧チームからベンチ入りしていた投手陣にはないタイプ。

井手君は先頭の代打山下君はサードゴロに討ち取りますが1番武山君にはレフトフェンス直撃(に見えました)の2塁打を浴び、3番4番の打席で連続してバッテリーエラーが出て1失点。しかしバッターの方はいずれもショートゴロに討ち取り12-1で新チーム初勝利となりました。おめでとう!

ミスもあったし、いろいろ課題もあるとは思いますが、思っていたよりずっと安心して見ていられる試合でした。甲子園から1か月しか時間はなかったのに、皆頑張ってきたんだろうなと感じました。生まれたばかりのこのチーム、旧チームの流れを汲みながらも、きっとまるで違ったチームに成長していくんでしょうね。今日いちにち球場で、試合その他を見ていてそう強く感じました。今日のように上手くいくことばかりじゃないし、道はまだまだ遠いけど、ガンバレ新生・関東一!来週も江戸球が楽しみです。