100403春季東京都大会1回戦 関東一×日工大駒場

センバツ決勝の今日。

ですが私はもちろん、録画セットして八王子へ。1日に開幕した春季東京都大会、いよいよ関東一の初戦です。

八王子市民球場は、これまでにも来たことがあるけど、ここまでズバリ桜満開のときはなかったので、楽しみにしていました。若干雲が多いのが気になるけど、やっぱり、春は桜だな~雨と強風がまだ咲ききらない昨日で良かった…1塁側はぐるり桜とに囲まれていて、特に綺麗。惜しむらくは外野の芝がかなり疲れ気味の様子なのが、ちょっと寒々しい。

さて、関東一のベンチ入りメンバーは、

1白井(3)

2本間(3)

3小山(3)

4山下(3)

5宮下(3)

6伊藤(6)

7斉藤(2)

8羽毛田(3)

9小野寺(2)

10井手(3)

11蔵野(2)

12田上(3)

13加藤(3)

14船越(2)

15澁沢(3)

16岸村(2)

18皆川(2)

19田丸(3)

20柏原(3)

エースナンバーは昨年の夏・秋に引き続き白井君。アップの様子を見ると、今日の先発も白井君の模様。秋に好投を見せてくれた井手君は背番号10。3年のこの2人が中心になっていくことは間違いないと思いますが、2年生の左サイドの蔵野君が背番号11の登録になっている。昨秋は日鶴相手にほろ苦いデビューとなってしまいましたが、某強豪チーム相手の練習試合で好投したという噂も聞いているし、楽しみ♪今日登板あるかな~?そしてこれまで外野だった宮下君がいきなり背番号5に!!シートノックでもサードに入ってるし(そりゃそうだ)。どきどきハラハラもしますが、江川君のサードコンバートも成功だったと思うし、頑張って欲しいです。他のベンチ入りメンバーも若干入れ替わりがあります。それにしても、みんなかなり逞しくなった気がする。帰ったら秋の名簿と比べてみよう(オタク…)。

先攻の日工大駒場は1次予選からの勝ち上がり。第18ブロックBで高輪を延長で下してきています。実は、3月の三連休のとき、日体荏原のグラウンドで、試合は殆ど見られなかったけど、試合後の様子をちらっと見て、明るさがあって、雰囲気がいいなと思っていました。予選は初戦が10-4、決勝の高輪戦が9-8と失点もするけど得点力はある、というチームなのでしょうか。

スタメンは、

1サード金

2ショート白田

3レフト西田

4キャッチャー中村

5ファースト田辺

6セカンド田中

7ライト横尾

8センター小林

9ピッチャー小沢(→四家)

一方、関東一は

1セカンド山下

2ファースト小山

3レフト斉藤

4サード宮下

5キャッチャー本間

6ショート伊藤

7ライト小野寺

8センター羽毛田

9ピッチャー白井(→H柏原→ピッチャー蔵野)

で試合開始。

秋の日鶴戦では10球足らずで降板してしまった白井君が先発。投球練習を見る限り、今日は球が上ずる感じもなく、大丈夫だろうとは思うのですが、やっぱり心配してしまう(汗)そんな心配をよそに、白井君は初回を2三振、三者凡退に切ってとる、上々の滑り出し。

1回裏、先頭の山下君は2球ファウル→見逃しの三球三振に取られますが、2番小山君のセンター前、四球とサードゴロエラーで満塁、5番本間君の走者一掃3ベースで3点。更には6番伊藤君の犠牲フライでこの回、4点を先取。

2回表、1死から四球でランナーを出すものの、後続は抑えて無失点。

2回裏は羽毛田君のセンターオーバーの2ベース、1死から2番小山君の内野ゴロの間に羽毛田君が生還し1点追加。地味かもしれませんが、試合を落ち着かせない、という意味で、ここで追加点取れたのは良かったと思います。

3回表は三者凡退。その裏は3番4番のデッドボールに盗塁やらバッテリーエラーに最後はタイムリーで3点追加。日工大駒場の先発小沢君は決してコントロールが悪かったわけではないと思いますが、出だしの連続死球が痛かったかなあ…しかし関東一も、バッテリーエラーに乗じるのはいいけど、行き過ぎてホームタッチアウトを食らったりとか(汗)

4回表、2番白田君の打球は今季サードに入った宮下君のところへ!しかし落ち着いて捌いて1アウト。ほっとした~んでもって、次もサードフライ、次もサードゴロ(笑)

4回裏。両チームに動きがあり、日工大駒場は2年生の左腕・背番号10の四家君にピッチャー交代。そして関東一も、先頭の白井君の打席で柏原君が代打に。ということは白井君、ノーヒットのまま降板です。しかし四家君も落ち着いたピッチング、柏原君はセカンドゴロ、続く山下君はライト前に転がしますが後続はなく、この回は初めて無得点。

5回表、代打の柏原君に替えて、こちらも2年生左腕の蔵野君がマウンドへ。蔵野君は小柄な左サイド。少しフォーム変わった?私の記憶違いかな?

しかし蔵野君は先頭の5番田辺君にストレートの四球………嫌でも昨秋の日鶴戦の記憶が脳裡をよぎる。1塁側のブルペンを見ると、別の選手がまさに投球練習を始めるところ。でも頑張ってくれ!秋のままじゃないところを見せてくれ!という祈りが通じたのか(笑)、蔵野君は続く6番の田中君を見逃しの三振、後続も凡打に討ち取る。ホッとした~いや、本当に良かった。

5回裏、先頭の宮下君が死球で出塁しますが、続く本間君はセカンドゴロで絵に描いたようなゲッツーでたちまち2アウトランナーなし。うーん…これだけ点差があれば試合自体は大丈夫だろうけど、なんかイヤな感じ。このまま終わりたくはないなあ…次の伊藤君もショート後方にフライを打ち上げてしまうし、この回も無得点か…と思いかけますが、ショートが落球で命拾い。伊藤君は更に2盗を仕掛け、キャッチャーからの送球が外野に逸れる間に3塁まで行きます(ただ、タイミング的にはどうだったのかなぁ)。

ともあれ、2死ながら3塁まで来たところで小野寺君がレフト後方に大きな当たりを放ち、1点追加!小野寺君は2塁を回って3塁…は行き過ぎだろ!と思う間もなく3塁タッチアウト。

6回表は蔵野君が連続三振を含む三者凡退に抑え、9-0、あと1点でコールドという状況で6回裏、先頭バッターは羽毛田君。1-1からの3球めはレフトスタンドに飛び込むホームラン!!さあどうやって1点取るか抑えるか、と意気込んでただけに、少しあっけない幕切れでしたが、とにかくこれで10-0の6回コールドで久しぶりの都大会本体会初戦突破、おめでとう!!羽毛田君もたぶん、公式戦初HRのはず。そんなに力を入れた感じには見えなかったけど、良い当たりだったなー。

10-0の6回コールド、4回表を除き毎回得点という、スコア的には申し分のない滑り出しだけど、記録でもエラー5ですが他にもバッテリーエラーや守備の良いチームだったらおそらくアウトになっていたのでは?と思われる当たりや走塁もあって、攻撃面ではかなり相手守備に助けられていたような(汗)でも、これが初戦なので、これからどんどん良くなると信じています♪守りの方は、予選のスコアを見てちょっと打たれるかも?と覚悟していましたが、無安打完封リレーというのでしょうか、日鶴戦では不本意な降板をした白井君・蔵野君が、共に落ち着いたピッチングを見せてくれたし、ノーエラーで終われたのも嬉しかった♪この先はなんかやたら険しい道というか、急傾斜の櫓で、今日のようには行かないと思いますが、1戦1戦大切に戦って下さい。応援してます!

日工大駒場は名簿を見ると18人の登録、スタンドにも応援部員の集団というのは見あたらなかったけど、大きな声で声援を送り続けていて、試合後のスタンドの雰囲気も明るくて良かった♪今日はちょっとエラーが出てしまったけど、守備が良くなればもっともっと強くなれるチームなのではないかと感じました。