東京新大学2部リーグ@市営大宮

今日も素晴らしい、初夏の陽気。5月はやっぱり春季リーグの季節。いろいろ迷いましたが結局、東京新大学の2部リーグを見に、市営大宮球場へ。新大学のリーグ戦自体、見るのは久しぶりだけど、2部リーグを見るのは初めて。これまで2部の試合は大学のグラウンドでやることが多かったと思うけど、今季は公営球場での開催が多くなっている(これは有り難い)。特に市営大宮は家からは行きやすいし、高千穂大の試合もあるし。

第1試合は現在2勝5敗の駿河台大と3勝4敗の淑徳大国際の対戦(2部は勝ち点制ではなく、10試合での勝率制)。初回に淑徳大国際が4安打で3点をあげ、一方的な試合になるかと思われましたが駿河台大が徐々に差を縮め、9回裏に6-5と逆転勝利。お互いにエラーや走塁ミスがちょっと多すぎたかな。淑徳大は、序盤に点が簡単に入り過ぎたせいもあるのかもしれませんが、中盤以降、無死や一死で長打が出てもなかなか得点に結び付けられず、4回と6回に1点ずつしか追加点がとれなかったのが痛かったように思います。この前の明治×立教の2回戦も序盤は明治の楽勝かと思ったものなー。やっぱり、野球って怖い。

第2試合の工学院大×高千穂大の試合開始時刻は13時40分ということで、暫し休憩。外の売店はさすがにお休みなので、自販機で飲み物を補充。1部リーグでさえ無料の新大学、今日も当然無料なのは有り難いのですが、スタジアムの入口にパンフレット売り係もいなかったのがちょっと残念…欲しかったのに…

スタンドに戻ると、グラウンド整備が終わりかけているところ。楽天色のユニからいつ変わったんだろうか黒地に白銀の背番号の高千穂大の選手たちが、なぜかベンチ脇でノック中…雨でもないのに何故?

それにしても、この季節の水まきはいいよなー。見ているだけで気持ちいい。スタジアムの屋根に、ツバメの巣ができてるらしく、すごく五月蠅い(笑)釣られて雀たちも騒ぎ立てるし。さっきなんか、興奮しすぎてか、バックネットのすぐ向こうの地面で、取っ組み合いしてたぞ。そして、外野には大量のカラスが飛び交い、バックスクリーンに5~6本並んだポールのそれぞれに、旗の代わりに鎮座ましましてたり(汗)さすが、県営市営の常連様。

さて、水まきもきっちり終わり、内野の土はしっとりチョコレート色。外野の芝は淡い緑色。ああ、ええのう。ボロいとこもあるけど、やっぱり市営も大好きだ~

そんなこんなで高千穂大の先攻で試合開始。試合前の挨拶で先頭に立ったのは山田君(06関東一)。山田君たちももう4年。やっぱり最後のシーズンは、1部で戦って欲しい…ちなみに、現時点で5勝2敗で首位の高千穂大ですが、そのうちの1敗は工学院大に喫したもの、もう1敗は昨日、日大生物との試合でのものらしい。あと3試合残っているので勿論、まだ優勝の行方はわからない。

しかし今日は、工学院大の先発・右サイドの石堂君を打ち込み、初回に4点。その後も攻撃の手を緩めず、6回を除く毎回得点で13点、守ってはエース戸田君が本調子ではなさそうながらバックの好守備に助けられ(ライト線へのライナー性の当たりをキャッチ→ゴロゴロ→1塁送球→ランナー戻れずアウト!!なーんて、「キャプテン」ばりのプレーも♪)1失点。7回にマウンドに上がった右サイドの星野君も無死満塁のピンチを迎えながらもその後は何とか抑えて無失点で切り抜け、13-1で高千穂大が勝利、6勝2敗として首位を守りました。

高千穂大は昨日は2敗目を喫したということで心配していましたが、今日は切り替えが出来ていたようで、圧勝でした。相手エラーに助けられた部分もありますが、点差が開いても倦まずに点を取りに行っていたし、守りもいいプレーが多かった。最後に登板した1年生の星野君をみんなで励まして、何とか無失点で切り抜けられた辺りにもチームのまとまりを感じました。

まだ2試合を残し優勝の行方も予断を許しませんし、1部のチームはまた力が違うので、これからが正念場というところだと思いますが、1部復帰目指して頑張って欲しいです(ちなみに1部は今日の試合で杏林大が最下位に決定。またまた共栄大との入替戦にならなくて個人的にはちょっとホッとしてます)。