春季埼玉県大会準決勝【第2試合】所沢商×鷲宮

そして注目の第2試合は東西の公立の雄同士の対戦、というとこしょうか。気がつくとスタンドはかなり満杯です。売店もトイレもたいへんな混雑。県営名物塩きゅうりも売り切れ。この暑い日にこそ胡瓜を食したかったのに…それはともかく両方ともブラバンつき所商にチアあり。鷲宮はいないのかな?でも鷲宮の応援は凄く好き。今日もガンバレ!

先攻は鷲宮

1番ファースト安田

2番ショート児玉(ってことは、章弘先発だな)

3番サード須釜

4番ライト川村(主将)

5番センター留目

6番レフト森田

7番ピッチャー章弘

8番セカンド大塚

9番キャッチャー赤萩

後攻所商は

1番ショート小泉

2番セカンド林

3番ピッチャー松村

4番レフト後藤

5番キャッチャー河野

6番センター竹野原

7番ファースト塩賀(主将)

8番ライト川下

9番サード早野

所商の先発は左腕のエース松村君。さて初回、鷲宮は2死から3番須釜4番川村の連打で1点を先制。その裏、所沢商はトップの小泉君がレフト線への2ベース!しかし送りバント失敗が響き、結局無得点。

3回表、1死から連続死球で1・2塁の好機を作りますが送った後の1本が出ず、無得点。

4回裏、ライト前ヒットで出塁した先頭打者。バント失敗の後、右中間へのヒットと内野ゴロで1点をもぎとり、同点に追いつくトコショウ。5回表の鷲宮、長打も出ますが結局松村君に抑えられ、無得点。

その裏。3塁側から響く「たっつよし♪」コール。エースの登場です。章君はショートへ、児玉君はセカンドへ。

投球練習を見ると、うーん共栄戦のときより、やはり球威が落ちているような気が。無理もないもう4戦目。それでも困るのは(つーか素晴らしいのは)他のピッチャーとは段違いの速さ。所沢商の上位打線は三振・セーフティバント失敗・三振であっさりチェンジ。

6回表、5番留目君のショートゴロをショートがトンネル。送りバントと内野ゴロで2死3塁とした後、打順は増渕竜君。途中交代だから8番に入ってますが一発のある怖いバッター。やはりというか、竜義君はライトオーバー、フェンスギリギリの大きな2ベースを放ち、再びリード。

6回裏。先頭打者の4番後藤君がライト前ヒット!ナイスバッティング!続く河野君は送りバント…これがしかしファーストの2塁悪送球で無死1・2塁。次も送りバントで1死2・3塁のチャンスを作りますが、増渕君、慌てず騒がず7番塩賀君を三球三振。次も三振で貫禄を見せつける。

7回以降、鷲宮も出塁はしますが松村君に抑えられ、所沢商も増渕君の前に毎回三者凡退、そのまま2-1で鷲宮が勝ち、決勝進出と関東大会出場を決めました。

所沢商はセカンドの林君をはじめ守備も良く、松村君も粘り強いピッチングを見せていましたが、やはり竜義君がマウンドに立つと鷲宮有利は否めない。接戦でありながら、鷲宮の完勝でした。5回以降被安打1、8奪三振四死球なし。…連戦で球威が落ちているのにこれですから凄すぎる。関東大会で県外の強豪チームに対してどんなピッチングを見せてくれるのか今から楽しみ。しかし鷲宮は3年連続春関出場。増渕君も1年春から出ずっぱり。これも凄い。

そして明日。去年の春は準々決勝でしたが1年が過ぎ、決勝に舞台を変えての再戦となります。やっぱ高校生の成長って凄い…

イニングスコア

鷲宮 100 001 000 2

所商 000 100 000 1