優勝!

昨日の準決勝から連戦となった決勝の創価戦。

昨日の日大二高壱戦に引き続き先発の長身左腕森山君の前に、関一打線はなかなか攻撃の糸口をつかめず、逆に先発の坂井君が4回に創価の6番・井路端君にライトスタンドへのソロHRを浴びてビハインドを負う苦しい展開。

それでも中盤から徐々に森山君を捉えはじめ、6回には2番坂本君のレフト前を皮切りに、5番熊谷君のタイムリー(+センターのエラー)で2点をあげ、逆転に成功。

その後の満塁のチャンスを好守備に阻まれたり、7回表は無死満塁の大チャンスを作りながらも無得点に終わったり(1死満塁からサードゴロで3塁フォースアウトからのホームタッチアウトという珍しいゲッツーで、さすがにこのときは守備につく関一ナインの足取りも重く、スタンドも一瞬静かになった)、重い雰囲気も漂いましたがマウンドの坂井君はものともせず、8回表も三者凡退。

すると今度は打線も応えて7番市川君の四球から生まれたチャンスを8番小島君のライト越え3ベース、そして続く坂井君の犠牲フライで値千金の2点を追加する。

9回表もマウンドに上がった坂井君は、3番田村君にレフト前ヒットをゆるすものの、後続は抑えて4-1のまま試合終了、関東一が8年ぶりの秋季都大会優勝、神宮大会出場を決めると共に、春のセンバツの出場も当確となりました。おめでとう!!

コロナ禍以降、ずっと甲子園に届かず、今夏も悔しい負け方だっただけに、喜んだり大泣きしたりしてる面々を見てると私にもこみあげてくるものがありました。本当によかった…

 

これで秋の優勝は確か5回目だと思うけど、こんなに毎試合苦しい戦いばかり、というのはこれまでになかったのではないでしょうか。初戦の駒大高戦を除いては、2回戦の荏原戦や3回戦の城西戦はヒットエラーの数字的には負けても全然おかしくなかったし、準々決勝の菅生戦はじっさい終盤まで負けてた。いつ爆発するかわからない強力打線を相手にした早実戦、そしてもちろん今日。

それでも優勝旗を掴むことができたのは、畠中君坂井君のピッチングと、ダブルエースを支えた好守(城西戦ではアレでしたが、エラーから崩れはしなかったのが凄いと思う)、そして火力はまだまだかもしんないけど打線の援護(最初苦しんでいても終盤までには粘り強くくらいついてくれてた)、すべてが嚙み合ったからだと思います。ほんと、凄かった。そしてグラウンドでのプレーを支えたのが、野球部の仲間の皆さんや応援してくれる方々なのだと、昨日今日1塁側で見ていてわかりました。熱戦の中でも心温まる場面もあり、とても嬉しかった。本当におめでとうございます。

 

次は神宮大会。地区優勝校が集まる大会なのでこれまで以上に厳しい戦いになると思いますが、それだけに得られるものも多いはず。これまで初戦突破したことは一度もないはずなので、まずは初戦突破目指してガンバレ関東一!

 

 

※スコアをつけていないので、試合詳細についてはこちらをどうぞ。

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