時差の関係で連日深夜早朝の放映となっているU18野球ワールドカップ。
昨夜（というか今朝というか）のオランダ戦は、仮眠して起きてみたら既に3時の試合開始から30分過ぎていて既に3回。
実況によれば日本は3回までノーヒット、見始めた直後の4回表も三者凡退で裏には1死から3番ジュリアナ君のセンター前→盗塁で1死2塁とされた後、前の打席でも2ベースを打っているという4番アポステル君にまたもやセンターオーバーの3ベースを打たれ、先制を許す。
どうなることかと思いましたが5回表に先頭の清宮君（早実）が左中間方向への2ベース（メキシコ戦以来の上手いな～という当たり）でようやくチーム初ヒット。
ここは繋がりませんでしたが次の6回には8番丸山君（前橋育英）のセンター前から盗塁、9番西巻君（仙台育英）のバント内野安打で1・3塁としたところでオランダの先発ブレーク君の1塁牽制が逸れる間に3塁ランナーが生還して同点、その後ヒットで続いた１番藤原君（大阪桐蔭2年）が今度は本当に1塁牽制アウトとなって2死3塁となりますが、今度はバッテリーエラーで3塁ランナーが還り2-1と逆転に成功！
オランダのミスが重なって取れた点ではありますが、これも丸山君西巻君の足と小技のうまさが与えたプレッシャー故。こういうのも好き♪ブレーク君も好投していただけに勿体なかったけど、1・3塁にされたとき、明らかに余裕ない表情だったもんなあ…
6回裏からは先発の徳山君（大阪桐蔭）に代わってマウンドに上がった田浦君（秀岳館）が素晴らしいピッチングでオランダ打線を寄せ付けない。
一方日本は8回にもオランダの2番手から丸山君の2ベースと西巻君の死球でチャンスを作り、1番藤原君のタイムリーで貴重な追加点をあげて3-1。
その後も田浦君が9回裏まで四球1（＆ショートゴロエラー１）のみのナイスピッチングで3-1のまま勝利、オープニングラウンド最後の南アフリカ戦を残して3勝1敗とし、スーパーラウンド進出を決めました。おめでとうございます。
ここまでどの試合もそうですが、投手陣が凄い頑張ってるなー。お互い様なのかもしれないけど、球筋とかが違って見えるのかな？ただ、田浦君がここ３試合連続でリリーフ、今日も4イニングと長めだったのはちょっと気になる。今日は2点差で表の攻撃だったし仕方ないことではありますが。
打線はまあ日本にいたときみたいに打てるわけないのはわかっていたことですが、打てないなりに足を使ってチャンスを拡げて何とか1点もぎ取る、ということは出来たのが良かった♪清宮君安田君（履正社）にも長打が出たし中村君（広陵）も惜しいファウルがあったから、段々上向いて来ている…と思いたいけど、短期決戦でこの状態だとそればかりアテにはできなさそうだし。オランダの先発ブレーク君も結局打ち崩せてはいないわけで。
既に3敗していてスーパーラウンドへの進出がなくなった南アフリカとの試合は勝敗が今後に影響しないので、疲れている選手を休ませたりまだ出てない選手を試したりも出来るかな。
しかし今日は22時半からか…日本の視聴者にとってはTV観戦しやすい時間帯ですが、現地時間にするとオランダ戦午後2時からの午前9時半で一晩置きはするけど、慣れない環境でのハードスケジュールで本当に大変だと思います。試合時間も３～４時間平気でかかるし。
優勝とか好成績をあげるというのも勿論重要だけど、体調崩したり怪我したりしないで、今の力を十分発揮してくれればいいなと思います。
