既に真夏となっていますが今日から７月。 今年は開幕戦もないのでちょっと迷っていたのですが、「やっぱ節目の年だし」と思い直して行って来ました東西東京大会開会式。 選手入場行進の順序を変えて歴代夏の甲子園出場校を古い順に並べたり、大会歌「栄冠は君に輝く」の独唱があったりと、１００回大会を意識した構成になっていて、日大三高の日置主将の選手宣誓も素晴らしく、「やっぱり来てよかった！良い開会式だった…」とちょっと目頭を熱くしつつ、さあ帰ろうと腰を上げかけたところ、 あ、あれ？？終わりません。 「映画「栄冠は君に輝く」のダイジェストを上映します」と、突如として始まる青空上映会。
後で調べてみると、ダイジェストっていうか予告篇ですね。 しかし、これを炎天下に全員座らせて（立たせておかないだけマシだが…）強制的に見せるのは如何なものか。映画の予告篇だから肝心の歌の誕生過程がよくわからないし。せっかく独唱もあったんだから、独唱の前に「この歌の誕生に当たっては、これこれこういう物語がありました」って簡潔に紹介して、予告篇は予告篇で大会期間中、空いた時間に流しておけばそれでよかったのでは… 続いて上映された昨年度を中心にした過去の大会映像も、１００回大会としてはちょっと中途半端だったかな。写真１枚ずつだけでもいいから、歴史重視なら１回から９８回までを全部、昨年度に絞るなら１回戦からの準決勝までの全試合を網羅して、最後に決勝の映像で〆るとかさあ…プロモーションフィルムならあれでいいけど、全チーム全員に見せるのだから、それを意識して欲しかった。 というわけで、開会式に比べてイマイチな感じの記念イベントでしたが、こういうシュールな光景が観られたのは、観客としては貴重な経験だったのかもしれない。
選手の皆さんは暑い中お疲れさまでした。これからも夏本番の暑さが続きそうですが、選手・関係者の皆様、応援の皆様、体調に気を付けて元気に開幕を迎えてください！
