ダイヤのA 完結

マガポケでも読んだけど、今日は久々にマガジン本誌を買ってきた。何度読み返しても寂しさがつのる。2006年連載開始だから、2003秋から高校野球ファンとなった私にとっては、高校野球ファン人生の大半が『ダイヤのA』と共にあったのだ。あの頃から、actⅡの連載が始まった2015年からでさえ、高校野球も、それを取り巻く外部環境も、そして私自身の生活も、大きく変わってしまったが。

 

新1年や全国の強豪など、決着つけずに終わるのが残念な要素は多く、actⅡを始めた時点での予定通りの最終回だとは思えないが、その辺をあれこれ詮索しても始まらないのだろう。

正直なところ、ここで終わるなら稲実戦はもっと沢村の出番多くして盛り上げても良かったんじゃないかとか(個人的には延長になると確信していた)、沢村が甲子園の試合途中から登場する、というラストシーンを作り出すために沢村の故障エピソードを入れるにしても、試合中の描写が地味すぎて最終回直前でそれかい!とか…先週号まではいろいろ思うところはあった。

でも、延長にならなくてよかったなという樋口先生のセリフを読み、成宮のマメのことでの国友監督のセリフも思い出して、もしかするとこの渋い(←語弊があるが)展開には意図があったのかもしれないと考えるようになった。ケガや故障をおして戦うことを過剰に持ち上げることはすまい、という意図が。それが作劇上奏功しているかはまた別。

 

打ち切りのようなラストだという意見も多いようだし実際そうだと思うけど、(3週間である程度心の準備ができてたせいもあって)私はこのラストはそれなりに好きだ。

よくあるような数年後に時間が飛んで、成長(出世)した姿で全員集合!みたいなんじゃなく(そういうのも好きだけど、帯ギュとか俺フィーとか…)沢村や青道を始めとする登場人物、登場チームの未来が完全に白紙なのが沢村らしく、ダイヤのAらしいと思う(子番外編で補完されるかもしれないけど笑)。

先のことは何もわからない、だからこそ無限に広がる彼らの未来に幸いあれ。

 

 

寺嶋先生ありがとう。お疲れさまでした。