ブロック決勝とは言わなくなったんですね。ABで分かれてもいるし、実態に近い呼び方ではある。
9-2の7回コールド勝ちながら、不安の残る内容だった初戦の東高戦から2週間。先週は大雨&台風でせっかくの三連休も散々でしたが、今週は、今度こそ、という感じの好天です。
相手の狛江は2回戦で駒場学園を延長10回サヨナラで破っていて、勢いのある相手。翻って、何かちょっと波に乗れない感のあった関一を思うと、ちょっと不安になる心配性のファン。でも、声はよく出てる感じがするし(気のせい?)、あれから半月経っている。新チームになって間もない今は、日増しにどんどん成長する時期でもあると思うので、今日に期待。
先攻は狛江。
1ショート 伊澤
2サード 関谷
3ファースト森
4キャッチャー楊
5センター タカハシ
6ピッチャー滝
7セカンド アカホシ(→H浪川)
8ライト大内
9レフト大久保
今夏の西東京大会ではシード校だった狛江ですが、ベンチ入りの半数が下級生だっただけあって、スタメンの多くは夏からのメンバーらしい。
※名簿になかった選手名はアナウンスを耳で聞いて書いているので、申し訳ございませんが聞き違えがあるかもしれません。ご指摘いただければ幸いです。
関東一は後攻。
1センター熊井(→H森山)
2ライト大内
3レフト山口
4キャッチャー池田
5サード伊藤
6ファースト大川
7ショート五十嵐
8セカンド篠田
9ピッチャー羽毛田
東戦から少しスタメンと打順が変わっていますが、エースの羽毛田君が今日も先発。
1回表、狛江の1番・伊澤君は2ボールからの3球目をピッチャー返し!かなり痛烈な当たりだったように思いますが羽毛田君のグラブに当たって転がった方向がよく、セカンドゴロで事なきを得る。2番関谷君はボール先行でハラハラしますが三振に取ると、続く森君も三振!
1回裏、エースの滝君はちょっとサイドスローっぽいフォームの右スリークォーター。
簡単に2アウトを取られますが、3番山口君が四球で出塁すると、続く池田君の打席で滝君がホームに向かって偽投をしてしまい、当然ボークに…ちょっと1塁牽制するかどうかに意識が行き過ぎたのかな。ともかく2死ながらランナー2塁のチャンスとなったところで4番の池田君がセンター前にタイムリーを放ち、1点を先制します。初回の先制点って、ホント、ホッとする。1点じゃまだまだ安心できませんが、2アウトから取れたのが嬉しい。
2回表は三者三振。調子出てきた?2回裏、先頭の大内君がレフト前ヒットで出ると、五十嵐君の送りバントが内野安打となり、ノーアウト1・2塁。転がった位置も強さも素晴らしかった♪続く篠田君もきっちり送りバントを決めて1死2・3塁としてラストバッターの羽毛田君。羽毛田君の打球はふらふらっと上がってファースト後方に落ちるラッキーなヒット、2点目が入り、1・3塁。更に熊井君の犠牲フライで3点目。何かこう、着実な感じ…そのぶん、爆発的ではないけど。
3回表、先頭のアカホシ君を三振にとり、そろそろ三振ばかりで心配になってきたなあ…と思う傍から8番大内君はストレートの四球(汗)しかし9番大久保君は三振&盗塁失敗でこの回も無失点。やっぱり羽毛田君、前回に比べて球も走ってるし変化球もいい感じに見える@素人目。
3回裏は連続死球と四球でノーアウト満塁となってからヒット2本に盗塁を絡めて5点を追加、8-0とします。
4回表に2死から3番の森君にレフト前ヒットを打たれますが後続は抑えて無失点。4回裏、狛江のピッチャーは右腕の歌田君に交代。歌田君は2番大内君・3番山口君を凡退に打ち取り、4番池田君は四球で出塁しますが、続く伊藤君はライトフライに倒れ、初めて無得点に終わります。
さて流れを変えられたくない5回表、ここも三者凡退に抑え、5回裏へ。
5回裏は、エラーに四球で1死満塁となったところで1番・熊井君の代打に森山君。森山君のサヨナラヒットでランナー2人が還り10-0…のはずが、なぜか外野から返球があり1塁ランナーの羽毛田君も釣られてホームへ(&タッチアウト(笑))…ありゃりゃ…ともあれ、これで5回コールドが成立、関東一が本大会出場を決めました。おめでとう!
正直、今日の試合はかなりラッキーだったり、相手に助けられたりした部分も大きかったとは思いますが、久しぶりに落ち着いて見られる試合でした。課題はいろいろあるのだろうと思いますが、ひとつひとつクリアしていけると思うし、3週間後の本大会まで、そして大会を通じて、どんなチームに成長していくのか、今から楽しみです。